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ヴイエムウェア、vRealize Cloud Managementにおいて 自動化を実現する各種機能の強化を発表

ヴイエムウェア、vRealize Cloud Managementにおいて

自動化を実現する各種機能の強化を発表

VMware vRealizeのオンプレミス/SaaSポートフォリオでの新機能により、

ハイブリッドおよびマルチクラウド環境でのプロビジョニング、最適化、統制を支援

【2020年8月19日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、VMware vRealize® Cloud ManagementのオンプレミスおよびSaaS製品ポートフォリオでの機能強化を発表しました。新機能ならびに強化機能を組み合わせることにより、データセンターからクラウド、エッジにわたり、アプリケーションケーション、インフラ、プラットフォームのサービスについて一貫した展開と運用を可能にします。

アプリケーション、インフラ、プラットフォームのサービスでの一貫した展開と運用

VMware vRealize Cloud Managementは、革新的な新機能の提供を通じて、モダンインフラの自動化に向けたDevOpsと自動運用をサポートします。オンプレミスとSaaS環境、双方で利用可能なVMware vRealizeは、人工知能(AI)、機械学習(ML)、およびInfrastructure as Code(IaC)やGitOpsといったDevOpsでの考え方を活用し、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境でのプロビジョニング、オーケストレーション、最適化、統制を行うことで、クラウド インフラの俊敏性と効率性を実現します。VMwareは本日、VMware vRealize® AutomationTM 8.2、VMware vRealize Automation Cloud、VMware vRealize® Log InsightTM 8.2、VMware vRealize Log Insight Cloud、VMware vRealize® OperationsTM 8.2、VMware vRealize Operations Cloud、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2における提供開始、新機能、機能拡張を発表しました。

自動運用の基盤となるAI

アプリケーションからインフラまで網羅するVMware vRealize Operationsの自動運用機能により、プライベートおよびハイブリッド クラウド、そして複数のパブリック クラウドでの最適化、計画の立案、拡張が可能になります。AIと予測分析を基盤として、継続的なパフォーマンス、キャパシティとコストの最適化、予測に基づく計画立案、高度な問題修正、コンプライアンスの統合管理を実現します。なお、VMware vRealize Operations 8.2とVMware vRealize Operations Cloudは、以下のような特長を備えています。

  • Kubernetesの運用: VMware Tanzu Kubernetes GridとRed Hat OpenShiftとの統合を通じた、Kubernetesでの新規および強化されたサポートにより、オンプレミスおよびVMware Cloud on AWSにおいて、顧客はKubernetesの構成要素の健全性、パフォーマンス、キャパシティ、コスト、構成の自動検出と監視が可能になります。
  • アプリケーションからインフラにわたるトラブルシューティング: 今回の提供開始における特長は、AppDynamics、Datadog、Dynatraceなどの一般的なAPMツールとの統合です。加えて、VMware vRealize Network Insightとの統合によって新たなアプリケーション検出機能も備わります。この2つの機能により、アプリケーションのコンテキストでの問題予測、予防、そして迅速な修正が可能になります。
  • VMware Cloudの監視: メトリック相関関係の改善とほぼリアルタイムの監視機能により、エンタープライズ クラスの可観測性を実現しています。そのため、パフォーマンスと可用性の問題を最大15倍(1)のスピードで検出できます。また、ネイティブなAWS環境の管理機能強化により、EC2インスタンスのキャパシティ計算ができるほか、VMware vRealize Operationsにメトリックを自動的にインポートすることで、より迅速なトラブルシューティングが可能になります。
  • キャパシティとコスト管理の効率化: 日常における仮想マシン(VM)コストの詳細、測定機能やVMware vRealize Automationのワークロード以外の価格設定サポートなど、価格およびコスト計算エンジンが強化されており、さらなるコスト削減をサポートします。

同様に、VMware vRealize Log Insight 8.2とvRealize Log Insight Cloudでは、Kubernetesサポートの強化、VMware Cloud on AWSとの連携強化、ユーザビリティ全体の向上などが行われています。

また本日、VMware SkylineTMの簡素化された新たなオンボーディング体験についても発表しました。この新しいプロセスにより、プロアクティブなクラウド サービスの導入や拡大をより短期かつ直感的に行えるようになります。Skylineはプロアクティブなインテリジェンスを提供することにより、トラブルを未然に防ぐとともに、問題の解決までに要する時間を短縮するサポート製品です。現在、VMware vRealize® Operations Management PackTM for Skylineは、統合管理およびサポート環境を通じて、潜在的な問題を明らかにするとともに、トラブルを未然に防ぐための修正ガイダンスを提供しています。

モダンインフラの自動化

VMware vRealize Automation 8.2とVMware vRealize Automation Cloudは、最新の自動化プラットフォーム、インフラ向けDevOps、セルフサービス クラウド、Kubernetesの自動化など、顧客にとって最も重要な自動化ユースケースに対応する機能を強化しています。なお、VMware vRealize Automationで新たに強化された機能の詳細は以下のとおりです。

  • 最新の自動化プラットフォーム: 俊敏性、セキュリティ、制御を向上する機能強化として、きめ細かいロールベースのアクセスコントロール(RBAC)、マルチテナント インフラのサポート強化、導入後のサポート拡大、NSXポリシーAPIを使用したネットワーク自動化などが含まれます。
  • インフラ向けDevOps: VMware Cloudインフラのテンプレート エンジンとしてVMware Cloud Templatesを導入し、Infrastructure as Codeの機能を強化しました。これには、サービス カタログからのTerraform構成の管理も含まれます。
  • セルフサービス クラウド: VMware Cloud FoundationTMとの統合を強化し、顧客のプライベート クラウドの設定をさらに簡素化します。
  • Kubernetesの自動化: VMware Cloud Foundation with Tanzuをサポートするサービス カタログを通じて、Kubernetesネームスペースをセルフサービスでプロビジョニングできる機能です。

そして、VMware vRealize Suiteのライフサイクル管理機能により、展開、構成、アップデートが自動化されることで、短期間での価値最大化を実現します。VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2は、VMware Cloud on AWS上でのvRealize Suite製品の展開と管理、vRealize Operations製品のサイズ変更およびスケーリング機能、継続的な可用性アーキテクチャをサポートし、vRealize Network Insight対応の単一または複数のデータソースの構成を行います。また、Voluntary Product Accessibility Template(VPAT)2.0や米国連邦情報処理標準(FIPS)などのコンプライアンス認証にも対応しています。

VMware Inc. クラウド管理部門 上級副社長 兼 ゼネラルマネージャ

アジェイ・シン(Ajay Singh)コメント:

「現在のような不確実な時代において、ビジネスをサポートする多くの企業は複数の課題に直面しています。これらの企業は、アプリケーションを最新化し、ハイブリッド クラウドとパブリック クラウドのイノベーションを加速させ、最新の開発者環境を提供できるよう模索しています。VMwareは信頼されるパートナとして、顧客がITの課題に正面から取り組み、ビジネスの変革に集中できるよう支援します」

ご購入および価格について

VMware vRealize Automation 8.2、VMware vRealize Log Insight 8.2、VMware vRealize Operations 8.2、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2は、VMwareの2021年度第3四半期(2020年8月1日~10月30日)中に提供開始予定です。さらに、VMware vRealize Automation Cloud、VMware vRealize Log Insight Cloud、VMware vRealize Operations Cloudの新機能や機能強化も、同じくVMwareの2021年度第3四半期に提供開始予定です。

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)

https://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-newsfeed.VMware-Enhances-Self-Driving-Operations-and-Programmable-Automation-With-Updates-Across-vRealize-Cloud-Management.03abd12a-b7ab-4dff-80da-7fc8d2237161.html

(1) VMware Internal Analysis, August 2020

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、アプリケーション モダナイゼーション、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペース製品により、顧客はあらゆるクラウドにデバイスを問わずアプリケーションを提供できます。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なテクノロジの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、vRealize Operations Cloud、vRealize Log Insight Cloud、vRealize Automation Cloud、vSphereは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。