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ヴイエムウェア、 マルチクラウド時代に向けて開発された 業界唯一の完全なSoftware-Definedネットワーキングと セキュリティ スタックを提供

ヴイエムウェア、

マルチクラウド時代に向けて開発された

業界唯一の完全なSoftware-Definedネットワーキングと

セキュリティ スタックを提供

VMwareのネットワーキングとセキュリティ ポートフォリオは

データセンタ、クラウド、ブランチ、エッジを対象に

より優れた自動化、コンプライアンス、可視化、拡張性を実現

【2019年8月28日(日本時間)東京発】

ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、VMwareのVirtual Cloud Networkのビジョンをさらに前進させる、ネットワークとセキュリティでの広範なイノベーションを発表しました。VMwareの仮想クラウド ネットワーキングを導入している顧客数は現在、13,000社に上り(Fortune 100のうちの88社、通信事業者の上位10社のうちの8社)、またブランチ数(拠点)もVMware SD-WAN by VeloCloud®により、15万以上に広がっています。VMwareの仮想クラウド ネットワーキングの利用により、顧客は設備投資で平均59%、運用コストで平均55%を削減しています*1

VMwareは今回、新しいVMware NSX® Advanced Load Balancer、VMware vRealize® Network Insight 5.0とVMware NSX Intelligenceで提供されるネットワークとセキュリティ分析の新機能と機能強化、そして業界唯一のハイパースケール クラウド ネットワーク ソリューションとなるVMware SD-WAN by VeloCloudでの先進機能を発表しました。VMwareはこれらのソリューションにより、エッジからプライベートデータセンタ、パブリック クラウドにいたるあらゆるインフラで、データセンタでのワークロードの導入を完全自動化できるパブリック クラウドの利用体験を実現します。この体験で得られる俊敏性は、スイッチング、ルーティング、セキュリティ、ロードバランシングのすべてのサービスがSoftware-Definedによるものであり、さらに自動化、中央管理、分散型汎用サーバの稼働が揃って初めて実現します。

VMware NSX Advanced Load Balancer:強力なSoftware-Definedアプリケーション サービスを提供

新しいVMware NSX Advanced Load Balancer(旧 Avi Networks Platform)は、まさにクラウドの原則を反映させたアーキテクチャを備え、クラウド向けに開発された分散型アプリケーション配信コントローラ(ADC)です。Software-Definedによる最新のアプリケーション配信サービスにより、従来のシステムやADCアプリケーションにあった複雑さや柔軟性の欠如といった難点を解消します。NSX Advanced Load Balancerのソフトウェア ロードバランサ、インテリジェント ウェブ アプリケーション ファイヤウォールと先進の分析/モニタリング機能の組み合わせにより、高速、拡張性に加え、本質的にセキュアなアプリケーション体験を実現します。このソリューションの中央コントロール/分散データ プレーンは、意思決定をインテリジェントに自動化するとともに、オンデマンドの弾力性を生かした比類のないアプリケーション分析を提供する動的なマルチクラウド ファブリックとしてアプリケーション サービスを提供します。顧客は、一元化された単一のインターフェイスを使用して、仮想マシン(VM)/コンテナが動作する、あるいはベアメタルなど、あらゆるクラウド上のあらゆるアプリケーションに対してロード バランシングやウェブ アプリケーション ファイヤウォールなどのサービスを展開できます。 

VMware SD-WAN by VeloCloudによる独自のハイパースケール アーキテクチャ

VMwareは、AWS、Azure、Google Cloudなどのパブリック クラウドのアーキテクチャと同様の高度な自動化、ステートレス、スケールアウトの設計を通じてハイパースケールのSD-WANを提供できる唯一の企業です。VMwareは、主要クラウド プロバイダに対して有する数千のゲートウェイと世界中の数百のアンダーレイ キャリア ネットワークにより、ハイパースケールSD-WANを実現しています。これらのゲートウェイはステートレスであるとともに水平展開でき、新しいゲートウェイもエンドユーザに影響を及ぼすことなく立ち上げることができます。このため顧客は、新しいブランチ オフィス(拠点)の増設やアプリケーション トラフィックの追加を再コンフィグレーションすることなく、動的に行えます。変更が発生した場合でも、エンドユーザに影響を及ぼすことなくゲートウェイに対して動的にこれを行います。また、顧客は単一ネットワークに数万のエッジを構築できます。このクラウド ゲートウェイは、主要なすべてのパブリッククラウド プロバイダや、プライベート データセンタで稼働するVMware Cloud Foundationに対して自動的なワンクリックランプとして機能します。顧客はVMwareのハイパースケールSD-WANソリューションにより、迅速な導入、比類のない経済性、アプリケーションパフォーマンスの向上、ネットワークの弾力性の向上、WAN運用の簡素化などの利点を享受できます。

業界アナリストの調査によると、VMware SD-WAN by VeloCloudは成長著しいSD-WAN市場でのリーダとされています。このソリューションは、数千社の顧客により世界130ヵ国以上15万以上の拠点で採用されています。VMware SD-WAN by VeloCloudは、システム インテグレータやVAR、MSP、100社以上の通信サービスプロバイダなど、世界の500社以上から構成されるパートナ ネットワークを通じて提供されています。また、VMwareとDell EMCは、VMwareのテクノロジによるSD-WANの共同ブランド サービスを発表し、このサービスは世界約20,000社の販社を通じて提供される予定です。

Virtual Cloud Networkに対する広範にわたるエンドツーエンドの可視化機能と分析

VMware NSX Intelligenceは、VMware NSX-Tにネイティブに組み込まれた新しい分散分析エンジンです。

VMware Realize Network Insightとの連携により、Virtual Cloud Networkのネットワーク/セキュリティ運用を改善する包括的な可視化機能、分析、トラブルシューティングを提供します。またVMware NSX Intelligenceは、ネットワーク/アプリケーション セキュリティチームに対してデータセンタ全体の継続的な可視化機能を提供し、より細かく、かつ動的なセキュリティ態勢、コンプライアンス分析の簡素化、セキュリティ運用の合理化を支援します。NSX Intelligenceは、仮想化/コンテナ化されたワークロードに対してパケットレベルでの深いインサイトを提供し、直感的で高度に自動化されたネットワーク/セキュリティ ポリシーの作成と実行を可能にします。加えて、ブラインドスポットを排除したセキュリティ リスクの低減や、データセンタ全体のすべてのフローを対象にした可視化機能と深いインサイトによるセキュリティインシデントの修復を促進します。顧客はセキュリティトラブルシューティングに対する指針を形成し、セキュリティ運用の統合に向けたインフラ/セキュリティ担当者の連携を促進させることができます。

VMware vRealize Network Insightの最新版では、VMware SD-WANに加え,AWS、VMware on AWS、Azureへの新たなサポートにより、物理/仮想インフラのエンド ツー エンドの可視化機能とトラブルシューティングの範囲をデータセンタからネットワークエッジへと拡張しました。VMware Realize Network Insight 5.0は、NSX-T用のPCIコンプライアンス ダッシュボードを拡張し、ファイヤウォール ルールに対する監査変更の検出や、Virtual Tunnel Endpoint(VTEP)の遅延を追跡により、NSXの運用管理を強化します。

VMware NSX-T:自動化、拡張性、Software-Definedネットワーキングとセキュリティのベンチマーク

VMware NSX-Tは、完全にソフトウェアで実現された業界唯一のネットワーク/セキュリティ プラットフォームであり、VM、コンテナ、物理サーバ、プライベート/パブリック クラウドなど、あらゆるタイプのインフラ上で動作するワークロードに対し、レイヤー2から7までフルレンジのサービスを提供します。NSX-T 2.5はプラットフォーム固有のセキュリティ能力を強化し、拡張性の強化、クラウドネイティブのサポート、簡素化された運用を実現します。新しい拡張機能には、顧客がネイティブのクラウド セキュリティ コントロールを使用してパブリック クラウドのワークロードに対するセキュリティを強化できるようにするNative Cloud Enforcementモード含まれます。このコントロールには、FIPS 140-2コンプライアンス、KVM環境でのIDベースの分散ファイヤウォールによるレイヤー7 アプリケーションのサポート、マルチテナント用VPN拡張、サービス挿入によるEast-Westトラフィック監視用のパケットミラーリングです。

VMware Inc. ネットワーキング/セキュリティ部門 上級副社長兼ゼネラル マネージャ

Tom Gillis(トム・ギリス)コメント:

「VMwareは、自動化とSoftware-Definedによる拡張性を備えたネットワーク アーキテクチャを介して、エンタープライズ全体でワンクリックによるパブリック クラウド体験を得られるようしています。VMwareは、次世代のSoftware-Definedネットワーキングとセキュリティの業界標準になりました。そして、一貫性と広がりのある接続性と独自のセキュリティをアプリケーション、データ、ユーザの場所を問わず実現します。この仮想インフラをプライベート/パブリック クラウド全体、すべてのネットワークへと広げ、VMwareの先進的な分析機能を通じて可視化機能とトラブルシューティングを提供し、Virtual Cloud Networkの運用を容易にします」

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)

https://ir.vmware.com/websites/vmware/English/2120/us-press-release.html?airportNewsID=afb9f7e2-28f3-4b74-80f5-05e30d4611c1

*1: Estimates based on Internal Customer Study covering nearly 100 real worked customers using VMware’s DICE ROI and Value Modeling tool.

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペースを、世界中のパートナ エコシステムを通じて顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤として提供しています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なイノベーションの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、NSX、VeloCloud、vRealizeは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。