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ヴイエムウェア、エンド ユーザ コンピューティングのポートフォリオ全体で利用可能な業界をリードするモバイルワーク向け新機能を発表

ヴイエムウェア、エンド ユーザ コンピューティングのポートフォリオ全体で利用可能な業界をリードするモバイルワーク向け新機能を発表

コスト削減、管理性とパフォーマンスの強化に向けて、VMware Horizon View™とVMware Horizon Mirage™の統合を通じた機能強化を発表

【2013年10月16日(日本時間)東京発】ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、エンド ユーザコンピューティング製品ポートフォリオ全体にわたる、モバイルワーク環境向けのサポートを拡大する新製品と新機能を発表しました。VMwareは、モバイル/ソーシャル クラウド時代のエンド ツー エンドな仮想化ソリューションを提供する唯一の企業として、コスト削減、管理の簡素化、パフォーマンスの強化を支援する新製品/新機能を通じて、組織の業務環境のモビリティの向上をサポートします。

業界で最も包括的なモバイル ワーカー向けプラットフォーム上に構築
VMware Horizon™ Suiteは、ITのセキュリティとコントロールを犠牲にすることなく、さまざまなデバイスを使用するエンド ユーザとデータ/アプリケーション/デスクトップをつなげることで、モバイル ワーカーをサポートする統合プラットフォームです。VMware Horizon View™、VMware Horizon Mirage™、VMware Horizon Workspace™を組み合わせた単一かつ統合的なソリューションにより、サイロ化されたテクノロジーを、エンド ユーザに簡単にプロビジョニング/管理/提供できる統合ITサービスへと変革します。

VMware Horizon Suiteの主なアップデートは、以下の通りです。

VMware Horizon View 5.3:ユーザ エクスペリエンスの向上/管理の効率化/総所有コスト(TCO)削減を実現するとともに、仮想デスクトップ市場への新しいルートを提供

  • ユーザエクスペリエンスの向上
    Horizon Viewによる仮想デスクトップは、NVIDIAを活用したvDGA(Virtual Dedicated Graphics Acceleration)により、設計/製造/石油・ガス業界などで必要とされる高性能なコンピューティング ワークロードに対応することで、ワークステーション レベルの3Dグラフィック機能が必要なワークステーションに代わる選択肢を提供します。高精細コンテンツ向けの最新の動画コーディング形式であるH.264のマルチメディア リダイレクションを使用することで、帯域幅の消費を抑えることができ、またLinux版Horizon View Clientの効率性向上によりユーザエクスペリエンスが強化されています。HTML5対応ウェブ ブラウザにより実現するリモート デスクトップの改善により、動画再生品質の向上、タイピング応答の高速化、最大250同時接続をサポートする高い拡張性を提供します。さらに、Windows 8.1、Apple iOS 7、Google Chromebooksなど、最新のエンド ユーザ向けテクノロジーにも対応します。
  • 管理とコストの効率化
    新しいVMware Virtual SAN™ for Horizon Viewのベータ版により、仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI) の初期設備投資コスト(CAPEX)と総所有コスト(TCO)を大幅に削減できます。追加コストなしでHorizon SuiteにVMware vCenter™ Operations Manager™ for Viewがバンドルされることで、大規模な仮想デスクトップ環境の監視、プロアクティブな障害通知、障害回復時間の短縮、インフラストラクチャ全体の監視を可能にする、VDI環境のパフォーマンス/運用向けの優れた管理機能を提供します。
  • 新しい提供モデルに対応
    新しいHorizon View Agent Direct Connect™は、Horizon View接続サーバが利用できない場合でも、仮想デスクトップへのセキュアなリモート接続が可能なオプションのプラグインで、リモート オフィス、支店、DaaS(サービスとしてのデスクトップ)向けに高い柔軟性を提供します。また、Horizon Viewは、パブリック/プライベート クラウド向けのデスクトップOSとしてWindows Server 2008 R2のサポートにより、Microsoft Virtual Desktop Access(VDA)のライセンスに関するコストと複雑さが軽減されるため、DaaSサービス プロバイダは顧客間で物理サーバを共有して、さらにWindowsライセンスを直接提供することもできます。

VMware Horizon Mirage 4.3:Horizon Viewと統合され、強化されたWindows 7移行機能とウェブ管理機能を提供すると同時に、Horizon Viewとの統合により物理/仮想デスクトップの両方のイメージを階層型に管理できます。

  • 物理/仮想デスクトップ向けの統合アプローチ
    Horizon MirageとHorizon Viewとの連携により、IT管理者は組織内の複数のユーザ グループの仮想デスクトップと分散設置された物理デスクトップを、より柔軟かつ効率的に管理できます。この統合ソリューションにより、IT部門は物理PCと同様にパーシステント デスクトップ プール内のフルクローン仮想マシンのベース/アプリケーション レイヤーに対してインストールやアップデートができるため、ユーザがインストールしたアプリケーションとデータに影響を与えることなく、仮想マシン上のベース/アプリケーション レイヤーを更新できます。
  • Windows 7への移行機能の強化
    Horizon Mirageは、最も一般的なWindows 7への移行方法である、OSのインプレース移行とハードウェア更新の両方をサポートしています。複数のアプリケーション レイヤーそれぞれにベースレイヤーを関連付けられるため、ユーザのダウンタイムとコストを削減し、アプリケーションをエンドポイントにより迅速に導入できます。
  • ウェブ管理コンソールによる管理の強化
    IT管理者が単一ウィンドウから仮想デスクトップと分散した物理PCを管理するための新しい役割がProtection Managerに追加されたことで、ウェブ管理コンソールを通じて、より多くのIT業務を実行できるようになります。また、これによりPCの管理状況、トレンド、エラーなどの情報をダッシュボードで確認することができます。Protection Managerを利用するIT管理者は従来の管理対象に加えて、ポリシーの編集/アップロード、コレクションの構築、PCのリストアなども制御できるようになります。

VMware Horizon Workspace:ソニーのスマートフォンがVMware Readyスマートフォンに加わり、これらのデバイスを通じてIT管理者によるモバイル管理戦略の改善やBYODの導入を支援します。

  • 新しいVMware Ready™スマートフォン(※日本市場での提供時期は未定です)
    Horizon Workspaceが提供するデュアル ペルソナ機能をサポートするAndroidベースのスマートフォンは増加を続けており、最近リリースされたソニーのXperia™ Z1およびXperia™ Z Ultraスマートフォンが新たにデュアル ペルソナ機能をサポートしました。これにより、全世界におけるVMware Readyデバイスの総機種数は、市場で最も人気の高い消費者向けスマートフォン12機種となります。そしてIT管理者は従業員が所有するこれらのデバイス向けに、企業データ、アプリケーション、デスクトップなどをセキュアに提供できます。

VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング担当 主席副社長 兼 ゼネラルマネージャサンジェイ・プーネン( Sanjay Poonen)コメント:
「VMwareが提供する製品に採用されているコスト、管理、パフォーマンスに関する技術革新は、モバイルワークをサポートするための最新のアプローチを求める企業に必要不可欠なものです。市場をリードするVMwareのエンドユーザ コンピューティング ソリューションを通じて、顧客は最高のテクノロジー、実用的な技術革新、優れた顧客サポート、最高の価値を享受できると考えています」

  • ご購入について
    VMware Horizon Suite、ThinApp®、VMware Readyスマートフォン(日本での提供時期は未定です)向けのアップデートは、2013年第4四半期より提供開始予定です。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2012年度の売上高は、46億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

VMware、Horizon Suite、Horizon Workspace、Horizon View、ThinApp、Horizon View Agent Direct-Connection、Horizon Mirage、vCenter、vCenter Operations Manager、VMware Readyは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、VMware Horizon Suite、ThinApp、VMware Readyスマートフォンで予定されている機能、提供時期ならびに、それら製品の顧客へのメリットなど、将来の予想に関する記述(forward-looking statements)が含まれています。

本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)政府支出の優先度やレベルの変化、(ii)一般経済または市場環境における変化、(iii)一般消費およびIT消費の落ち込みまたは遅延、(iv) 価格競争、業界再編、 新規競合会社の仮想化市場、エンドユーザ コンピューティング市場、クラウド コンピューティング市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況、(v)お客様が新製品の開発およびクラウドコンピューティングおよびデスクトップ仮想化への移行を実現できるか否か、(vi)お客様の新興技術に対する許容性 (賛同の有無)に起因する不確定要素、(vii)仮想化ソフトウェア、クラウド コンピューティングならびにデスクトップ コンピューティング向けプラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化に関する不確定要素、(viii) 製品開発スケジュールの変更、(ix) 当社が自社の専有技術を保護できるかどうか、(x)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうか、が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。