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SpringSource、Springアプリケーションの開発と実行に最適な tc Server Spring Edition を発表

SpringSource、Springアプリケーションの開発と実行に最適な tc Server Spring Edition を発表

Apache Tomcat ベースのアプリケーション サーバ、
開発者や運用担当者による仮想環境およびクラウド環境への展開を簡素化しながら、
容易なSpring アプリケーションの稼働状況の確認を実現

【2010 年 3 月 10 日 (米国時間) 米カリフォルニア州発】 VMware, Inc. (NYSE: VMW) の 1事業部門であり、Java アプリケーション インフラおよび管理向け製品分野のリーダである SpringSource は本日、Spring アプリケーションの開発および実行に最適な「SpringSource tc Server Spring Edition」の提供を開始したことを発表しました。tc Server Spring Edition は、最新のアプリケーション実行に適した軽量のプラットフォームで、仮想データ センタのみならず、プライベート クラウドやパブリック クラウドの環境にも最適です。tc Server Spring Edition は、Spring アプリケーションの稼働状況、パフォーマンス、およびサービス品質を管理できるツールを提供することで、開発者チームと運用担当チームのスムーズな連携を サポートします。

広く普及している Apache Tomcat サーバをベースにした tc Server Spring Edition は、Spring アプリケーションを構築および展開するお客様のために、更に進化を遂げた「開発生産性」、「運用管理性」、「実装・展開の柔軟性」を提供します。開発者お よび運用担当者は、Spring アプリケーションのパフォーマンスおよび稼働状況を俯瞰的に把握できます。これにより、当該担当者は、ビジネスの目標の達成に必要な新しいアプリケーショ ンの提供にかかる時間を短縮することができます。また、軽量であるtc Server は、仮想環境からクラウド環境に渡って最適なリソース使用率を明確にします。

この新しい軽量版の tc Server は、現在 Spring アプリケーションを Java EE サーバ上で実行しているお客様のtc Server Spring Edition への簡単な移行をサポートします。tc Serverの無駄のないアーキテクチャは、現在 Tomcat サーバを利用しているものの、エンタープライズ向け機能とカスタマサポートが必要なお客様のServer Spring Edition への移行を可能にします。tc Server のアプローチは、日々進化を続けるデータ センタに適したよりシンプルなアプリケーション ライフサイクルで重要になります。このソリューションは、Java アプリケーションの構築、実行、および管理向けの最新の製品群である SpringSource 製品ラインに含まれます。

SpringSource のアプローチは、多数の独立した手法を組み合わせます。Forrester Research Inc. が 2009 年 9 月に発表した「Lean, the New Business Technology Imperative」というレポートには次のような記述があります。「必要以上のものを購入してインストールしないこと。あるプロジェクトで必要なソフ トウェアを評価する場合、簡素さとコンパクトさを考慮する。機能が多い製品を見つけようと、時間と労力をかけ過ぎているクライアントが非常に多いです。最 低限必要なものだけとし、それ以上は導入しません。[1]」


tc Server Spring Edition の主な機能
SpringSource の tc Server Spring Edition は、「開発効率」、「運用の管理性」、「実装・展開の柔軟性」において、更に進化させた最新のプラットフォームを提供することで、アプリケーションのライフサイクルを調和させます。

開発の効率化:次の機能により、生産性を向上させ、アプリケーション提供までの期間を時間単位から分単位に短縮できます。

  • Spring アプリケーションの稼働状況とパフォーマンスを詳細に確認可能
  • Maven との統合により、「構築」、「展開」のプロセスを改善
  • コーディング / テストのサイクル高速化の実現とアプリケーションのパフォーマンスが低い部分の検出機能の提供を目的に設計された SpringSource Tool Suite により、Springの 開発を俊敏に実現

運用の管理性:次の機能によって、Spring アプリケーションがビジネス上の目標を達成できるようサポートします。

  • Spring アプリケーションのパフォーマンスおよび SLA 管理機能により、アプリケーションが期待どおり稼働しているか俯瞰的に確認
  • 多彩なアラート定義や作業手順、および柔軟な管理アクションにより、アプリケーションの運用担当者は問題に対して積極的な対処が可能
  • グループの可用性およびイベントを表示するダッシュボードにより、問題個所および推測される根本原因を容易に確認

実装・展開の柔軟性:開発者からデータ センタやクラウドまでの各段階で発生するニーズに対応できる敏捷性に富んだプラットフォームを活用し、将来のリスクを低減可能なアプリケーションを次の機能により実現します。

  • テンプレートによるサーバ インスタンス作成機能によって、マシン 1 台に複数のアプリケーション サーバ インスタンスを数秒のうちに構成して実装が可能
  • VMware Workstation および VMware Lab Manager との統合により、カプセル化された仮想環境内でアプリケーションを容易に展開およびデバッグ
  • あらゆる操作ができるオープンでセキュアな API により、システム管理者は使い慣れたスクリプト ツールを使用して、必要な運用機能にアクセス可能

[1] 「Lean: The New Business Technology Imperative」 Forrester Research, Inc. (2009 年 9 月)
*本リリースの原文、各種詳細に関しては、下記URLをご参照ください。
http://www.springsource.com/newsevents/springsource-unveils-tc-server-spring-e (英語サイト)

SpringSource について
VMware, Inc. (NYSE: VMW) の 1事業部門であり Java アプリケーション インフラおよび管理向け製品分野のリーダである SpringSource は、構築、実行、管理という Java アプリケーションのライフサイクル全体の高速化を実現する包括的なソフトウェア製品スイートを提供しています。SpringSource は、エンタープライズ Java アプリケーションのプログラミング モデルでデファクト スタンダードとも言える 「Spring」 を開発し、技術革新を牽引しているオープン ソース推進者を社員として迎えています。SpringSourceは、Apache Tomcat、Apache HTTP Server、Hyperic、Groovy、および Grails というオープン ソース コミュニティにおける Java および Web 分野のリーダも有します。公的機関のほか、小売、金融、製造、ヘルスケア、テクノロジなど、世界をリードする Global 2000 に名を連ねる企業の半数近くが SpringSource のお客様です。弊社に関する詳細は www.springsource.com (英語サイト)をご覧ください。

SpringSource、SpringSource ロゴおよびデザイン、VMware、VMware ThinApp、VMware vCenter、VMware View、および VMware vSphere は、米国またはその他の地域における VMware, Inc. またはその提携企業の登録商標または商標です。「パートナ」 または 「パートナーシップ」 という言葉は、VMware とその他の企業との間の法的なパートナ関係を意味するものではありません。

将来予想に関する注意事項
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement)が含まれており、1995 年米国私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」条項 (the safe harbor provisions) に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、SpringSource tc Server の入手ならびに本製品のお客様への導入およびその機能の利用に関連しますが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因によ り、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)全般的な経済および市場の環境の悪化、(ii)消費支出 およびIT支出の延期または削減、(iii価格圧力、業界統合、仮想化市場への競合他社の新規参入、ならびに競合他社による新製品およびマーケティング構 想を含むがこれに限定されない競争上の要因、(iv)製品開発スケジュールの変更、が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、不確定要素、状況の変化、有意性、評価、効果、およびその他のリスクによる影 響を受けることがあります。これらの不確定要素は、VMware の最新の報告書 Form 10-K および Form 10-Q、ならびに随時提出される Form 8-K を含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されています。VMware は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。