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ヴイエムウェア、ワールドワイドでのユーザー調査結果を発表「コスト削減」と「ビジネス継続性」がユーザーの最優先課題

ヴイエムウェア、ワールドワイドでのユーザー調査結果を発表「コスト削減」と「ビジネス継続性」がユーザーの最優先課題

仮想化をデータセンタの標準ポリシーとして利用するユーザーは昨年調査時の27%から42%へ拡大

*本内容は、2009 年2 月25 日(仏国時間)に米国VMware, Inc. が発表した報道資料の翻訳版です。

【2009年2月25日 フランス、カンヌ発】

VMware, Inc.(米カリフォルニア州)は、ワールドワイドで実施したのユーザー調査の結果を発表しました。 *注1)この調査結果によれば、ヴイエムウェアのプラットフォームを導入する際の目的として「ビジネスの継続性」が最も多く挙げられ、コスト削減に繋がる「サーバ統合」を上回り、多くのユーザーが仮想マシン上で基幹業務アプリケーションを利用していることが示されました。

ヴイエムウェア製品を導入されたお客様は、電力消費、ハードウェア調達、配線、サーバ保管スペース、およびシステム管理コストの削減により、大幅なコスト削減を実現しています。ヴイエムウェア プラットフォーム導入の最大の理由としては「ビジネスの継続性」と「サーバ統合」がそれぞれ全回答中の45%と40%を獲得しましたが、「管理性の改善(30%)」や「基幹業務アプリケーションの仮想化の拡大計画(25%)」も理由として挙げられました。

仮想化導入はすでに成熟段階に、目的は多方面にわたる
今回の調査は、北米(米国とカナダ)、欧州(英国、ドイツ、フランス)、およびアジア太平洋地域(オーストラリア、インド、中国、日本)の1,038 社のお客様を対象として実施されました。この調査結果から、仮想化導入の規模も成熟度も増大していることが示されています。VMware ESX を本番環境で使用するユーザーの92%が「10 台以上の仮想マシンを運用」、55%が「50 台以上」、36%が「100 台以上」を運用していました。

また、回答者の84%は「本番環境でのVMware vCenter Server(旧Virtual Center)導入によりインフラ管理の簡素化と自動化」を図り、また67%が「本番環境における高可用性を維持するためVMotion を使用」していました。また、この調査では、ヴイエムウェア プラットフォームの使用目的の多様化、拡大化も示しています。仮想化は今やエンタープライズIT 戦略のコア コンポーネントのひとつの座を占めており、調査対象となったお客様の98%からは、「VMware ESX ハイパーバイザに満足している」、94%からは「企業としてのヴイエムウェアに満足している」、また61%からは「仮想化にヴイエムウェアのみを使用するというポリシーを維持している」という回答がありました。

ユーザー環境では、SAP とLotus Notes を含むさまざまなエンタープライズ向けWindows およびLinux アプリケーションが仮想化されています。マイクロソフトのアプリケーションのうち最も一般的に仮想化されているものはDynamics GP(一般にはGreat Plains と呼称)、Exchange、SharePoint、SQL Server、およびNET ベースのカスタムアプリケーションでした。Oracle ソリューションではPeopleSoft、WebLogic ベースのカスタムアプリケーション、およびOracle データベース システムでした。

デスクトップ仮想化にはさまざまなメリットが存在
この調査は社内サーバの仮想化を中心としたものでしたが、デスクトップ仮想化の経験を持つお客様に対しては、仮想化されたデスクトップ環境に関する質問も行われました。デスクトップ仮想化を導入する最も一般的な理由としては「リモートアクセス」が挙げられ、VMware View を活用した従業員の生産性向上と共に、データへのアクセシビリティ改善も得られていました。2 番目の理由としては「集中管理を可能にしたデスクトップ展開」が挙げられ、これにより「管理費用の削減、アプリケーションとデータのセキュリティ向上」、および「企業内ユーザーのほぼすべての端末から高機能でパーソナライズされたデスクトップにアクセスできる」などが実現しています。

■ この調査の詳細については、 www.vmware.com/globalcustomersurveyをご覧ください。(英語サイト)
■ VMworld Europe における発表プレスリリースの全文はこちらよりご覧ください。
http://www.vmware.com/company/news/releases/customer-survey-vmworld.html (英語サイト)

*注1) 出典:ESX を本番環境において使用するヴイエムウェアお客様1038 社(n=676、北米376、EMEA 186、
アジア太平洋地域114)を対象とし、2008 年7 月~8 月に実施した包括的調査。(2007 年のデータはESX を生産
環境で使用するお客様(n=561)を対象として2007 年7 月に実施した調査の結果。) http://www.mgtinsight.com/

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンタにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様がヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2008年度に19億ドルの売上、13万社を超えるお客様、および2万2千社を超えるパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、主な株主はEMCです。ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jp にてご覧いただけます。

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