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ヤマハ、 VMware Infrastructure を導入し「環境にやさしい」社内情報システム運用を実現

ヤマハ、 VMware Infrastructure を導入し「環境にやさしい」社内情報システム運用を実現

サーバの集約効果により、対象サーバの消費電力コストを年間90%削減

【2009年4月20日 東京発】

ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は、ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:梅村 充、以下ヤマハ)にVMware Infrastructure 3を導入されたことを発表します。今回の導入は、増加し続けるサーバの統合および増加抑制を目的としていましたが、同時にグリーンIT 化を促進するISO 14000 基準に基づいた成果もあげ、5 年後には年間1000 万円想定していた対象サーバの消費電力が、年間100 万円まで削減されました。

ヤマハでは情報システムの「脱ホスト化」を掲げ、ERP パッケージのSAP R/3 の全社展開を進めています。そうした中、部門ごとの個別案件が増え、必要に応じてサーバを購入してきたためにサーバ数は増加し、それに伴う管理・運用にかかるコストやシステム管理者の作業負荷が大きな課題となっていました。

このような状況に対応して、VMware Infrastructure 3 を導入することで、サーバの仮想化環境への移行を実行しました。移行作業には、仮想環境への変換ツールであるVMware vCenter Converter を利用しました。VMware vCenter Converter により、現行のサーバ環境をアップグレードせずに、そのまま仮想環境に移せることが可能となり、移行作業を大幅に短縮しています。また、今回の仮想環境へのシステム移行によって、ハードウェアと OS、そしてその上で稼働するアプリケーションのライフサイクルがそれぞれ異なることから発生する延命措置のための運用コストやリスクも低減、かつ通常本番環境の1/3 を占めるスタンバイ機器がVMware Infrastructure 3 の導入により不要になり、OS のアップデート作業を半減することができました。

ヤマハ株式会社 情報システム部 情報システムサポートセンター ICT サービスグループ主事 伊藤 宏美様からのコメント:
「IT 投資は、常に将来を見据えて行わなければなりません。弊社では導入時から明確な目的と、堅実な成果を実現することで、ビジネス環境の変化にも柔軟に対応することのできる可用性の高いシステム基盤を実現しました。導入してから1 年半近くなりますが、トラブルもなく安定稼動しています。VMware Infrastructure 3 導入により、既存サーバリソースを有効活用できたことと同時に、業務時間中のサーバメンテナンスが可能になり、IT 管理者が本来の業務に集中できたことも成果の1 つです。サーバが増え続け困っているIT 管理者は多く存在すると思います。VMware Infrastructure 3 は、安定した企業業務インフラの構築と同時に、増え続けていたサーバ増加を止めることでダイレクトにコスト削減を実現し『環境にやさしい企業インフラ』を構築できます。」

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンタにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様がヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2008 年度に19 億ドルの売上、13 万社を超えるお客様、および2 万2 千社を超えるパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、主な株主はEMC です。ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jpにてご覧いただけます。

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