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社内外のデータ センターにセキュリティとコンプライアンスを提供する VMware vShield™ Zones を発表

社内外のデータ センターにセキュリティとコンプライアンスを提供する VMware vShield™ Zones を発表

ヴイエムウェア、VMware vShield™ Zones および VMsafe™ 技術によってデータ センターのセキュリティを実現

【2009年2月25日東京発】

ヴイエムウェア株式会社は、VDC-OS 用の新しいセキュリティ仮想アプライアンスである VMware vShield Zones を発表いたします。VMware vShield Zonesは、効率と柔軟性の向上を求めて仮想環境によるクラウド コンピューティングを採用するお客様向けに、セキュリティ ポリシーと業界規制を使用したユーザ データに対する厳密なコンプライアンスを可能にします。

これまで、コンプライアンス実現のためには、ネットワーク トラフィックを外部の物理アプライアンスに振り向ける必要があり、インフラとして切断された 「アイランド」 ができあがっていました。VMware vShield Zones を使用すると、ユーザは仮想データ センター内にすべての共有物理リソースをまたぐ論理ゾーンを作成し、各ゾーンで固有の信頼と機密性を実現することができます。その結果、企業はデータのプライバシーに関して会社のセキュリティ ポリシーと規制を順守しながら、アプリケーションを共有コンピューティング リソース プール上で効率よく利用できます。

ファイアウォール アプライアンスなどの従来のセキュリティ製品では、監視のために、すべてのネットワーク アクティビティを、一部の固定された物理ロケーションに通過させることが必要なものがあります。それに対して、仮想アプリケーションは物理ホスト間で移行を行い、リソース効率を高め、稼働時間を増加させることができます。これまで、セキュリティ性の高いアプリケーションを仮想化した企業は、ライブ マイグレーションなどの仮想化機能を活用して最適なロード バランシングと可用性を得るか、厳密なセキュリティ コンプライアンスを実施するかの選択を迫られていました。このジレンマを解消するため、多くの顧客はインターネットに露出した DMZ (非武装地帯) や、PCI (Payment Card Industry) 規制に対応した顧客のクレジット データ処理システムなどの領域で、仮想環境を小規模で効率の低いクラスタに分割しています。VMware vShield Zones を使用すると、企業内または複数のテナントが利用する外部クラウド インフラ内にセキュリティ ゾーンを作成し、仮想マシンがハードウェア デバイス間で動的に移行されても、そこでセキュリティ ポリシーを実施することができます。仮想アプライアンスとして配備され、 VMware vCenter Serverに統合された VMware vShield Zones は、サーバと仮想マシンの大規模なプール間でセキュリティ ポリシーを統合管理し、コンプライアンスを実施するために役立ちます。内蔵された監査機能により、コンプライアンスが単純明快で検証可能なものになります。

パートナとの VMsafe の開発
VMware vShield Zones は、ネットワークのゾーニングと VDC-OS のセグメント化機能によって、当社のアプリケーション サービスのポートフォリオを拡大します。アプリケーション サービスには、社内外双方のクラウドに不可欠なセキュリティ、可用性、スケーラビリティのサービスが含まれます。それと並行し、当社は VMsafe 技術によって幅広い補完的なセキュリティ製品を開発してきたセキュリティ ベンダーとの間で、パートナ関係を強固にしています。パートナのソリューションは、侵入防止、追加ロギングと通知オプション、物理ファイアウォールとセキュリティ アプライアンスの統合などの多層防御保護層を含む、さまざまな機能拡張を提供します。

50 社以上のベンダー パートナが当社の VMsafe 技術を使用して、仮想化に対応した、またはハイパーバイザー自己検査などの新しいセキュリティ機能を活用した、ユニークなソリューションを開発しています。Altor Networks、Check Point Technologies、IBM Internet Security Systems、McAfee、Symantec、および Trend Micro は認定 VMsafe パートナであり、すでに API と統合された最適なソリューションのプロトタイプを公開しています。Cisco Systems、Juniper Networks、RSA、Reflex Systems、Third Brigade、Sourcefire などその他のパートナも、最近 VMsafe プログラムに参加しました。

VMware vShield Zonesに関する詳細は  http://www.vmware.com/products/vshield-zones/をご覧ください(英語サイト)

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、デスクトップからデータセンタにわたる仮想化ソリューションにおけるグローバルリーダーです。すべての規模にわたって、お客様がヴイエムウェアにより設備投資や運営経費の削減、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境に配慮した運営と共に実現しています。2008年度に19億ドルの売上、13万社を超えるお客様、および2万2千社を超えるパートナーを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつです。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、主な株主はEMCです。ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jp にてご覧いただけます。

VMware、VMwareロゴはVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。