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VMwareとIBM、 世界規模のクラウド パートナシップを デスクトップ サービスへと拡張

VMwareとIBM、 世界規模のクラウド パートナシップを デスクトップ サービスへと拡張

IBM Cloud経由によるVMware Horizon Airの提供により、強固なセキュリティ環境下でのクラウド ホスト型デスクトップやアプリケーションへのアクセスを実現

*本内容は、2016年6月14日(米国時間)に米国IBM Corporationと米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【2016年6月14日(米国時間)ニューヨーク州アーモンクならびにカリフォルニア州パロアルト発】
IBM Corporation(NYSE:IBM)とVMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、これまでの戦略的パートナシップを拡張し、VMware Horizon Airの顧客がIBM Cloudを経由して、クラウド ホスト型のデスクトップやアプリケーションを利用できるようにすると発表しました。

今回の発表は、VMwareの戦略的クラウドパートナとしてのIBM Cloudを強化するものです。VMware Horizon Airクラウド サービスはWinodws デスクトップならびに公開アプリケーションのデスクトップやラップトップ、スマートフォンへの配信を可能にします。今後、IBM Cloud上で稼働するこれらのサービスの利用により、顧客は使用するデバイスや場所の制約を受けることなく、必要不可欠なアプリケーションやデータに柔軟にアクセスできるようになります。

2016年初頭、IBMとVMwareは、クラウドのもつスピード感や経済性の活用を目的に、顧客企業がSDDC(Software-Defined Data Center)の基盤で構築されたオンプレミス上の既存のワークロードをクラウドに拡張できるようにする戦略的なパートナシップを発表しました。

VMware Horizon Airの利用により、コストや面倒な管理、インフラの所有などの問題に煩わされることなく、広範なエンドユーザにデバイスや場所にとらわれることなく、仮想デスクトップやアプリケーションを配布できるようになります。

IBM Cloudを利用するVMware Horizon Air顧客のメリットは以下の通りです。

  • クラウドのもつスピード感や拡張性のもと、サービスやアプリケーションの導入を行えるエンタープライズ 向けのクラウド インフラストラクチャ
  • ローカルで使用を開始した後、各国の規制に順守しながら新しいサイトを追加できる拡張能力
  • IBMのネットワーク性能と世界規模に広がるデータセンタ間の接続性
  • コスト効果の高いクラウド ホスト型のデスクトップやアプリケーションのプロビジョニングによる柔軟性の高い月額課金

両社は年内にかけ、共同でVMware Horizon Airのクラウド サービスを世界中で提供、販売していく予定です。VMware Horizon Airの詳細は下記のサイトを参照ください。
http://www.vmware.com/jp/cloud-services/desktop/horizon-air-desktop

IBM Cloud上からのVMware Horizon Airの提供は、2016年第3四半期に開始される予定です。

VMware, Inc. 上級副社長、エンド ユーザコンピューティング担当ゼネラル マネージャ、兼 グローバル マーケティング&コミュニケーションズ ヘッド
サンジェイ プーネン(Sanjay Poonen)コメント:

「IBMとのパートナシップを引き続き発展させ、顧客がセキュアなデジタル ワークスペースを通じて業務アプリケーションやデータを利用できるようにすることを目指します。顧客は、選択肢やイノベーションを求める半面、既存のIT投資の保護も望んでいます。IBM Cloud上でのVMware Horizon Airの提供を通じて、実績と信頼性を備えた2社によるエンタープライズ クラスのクラウドとサービスを求める顧客の要求に応えます」

IBMコーポレーション IBMクラウド担当シニア・バイス・プレジデント ロバート・ルブラン(Robert LeBlanc)のコメント:
「IBMはVMwareと10年以上にわたり協業を続けてきており、今回の拡張は、顧客がより迅速、容易にクラウドを利用できるように支援している私たちの関係を象徴するものです。すべての企業が競争力維持のため、クラウド移行の必要に迫られることになるでしょう。IBM CloudでVMware Horizon AirをサポートするIBMとVMwareの戦略的パートナシップは、飛躍的に簡素化された顧客のクラウド移行の模範となります」

IBMについて
IBMクラウドは、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウドのサービスへの、すばやく簡単な、自動化されたアクセスを提供します。これにより、企業は全体的なITコストを抑えながらも、俊敏性と生産性を高めることができます。IBMは、クラウド・サービスの完全なポートフォリオを提供し、ビッグデータ、アナリティクス、モバイル、コグニティブ・コンピューティングなど、幅広いアプリケーションをサポートします。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションの開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開しています。当社の2015年度の売上高は、66億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

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VMware、Horizon Airは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。

IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、 http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。