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ヴイエムウェア、モバイル、デスクトップ、コンテンツ管理を統合した VMware Workspace Suiteを発表

ヴイエムウェア、モバイル、デスクトップ、コンテンツ管理を統合した VMware Workspace Suiteを発表

AirWatch® のモバイル管理/コンテンツ管理の機能とVMware Horizon®を統合した
新プラットフォームにより、統一感のあるエンド ユーザ体験と包括的なIT管理を実現

デスクトップ仮想化を次の段階のイノベーションへと推進するとともに、Project Meteorを紹介

【 2014年8月27日 (日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、アプリケーションからデータ、端末までを統合管理できる新しいプラットフォーム「VMware Workspace™ Suite」を発表しました。VMware Workspace Suiteは本日から提供開始されます。VMware Workspace Suiteでは、統合された単一のポータルを利用して、AirWatch® by VMwareのモバイル管理/コンテンツ管理ソリューションとVMware Horizon®にアクセスできるようにします。エンドユーザは、携帯やデスクトップを問わず複数の機器を統一された環境のもと、利用することができるようになり、またIT部門にとっては包括的な管理ソリューションとなります。さらにVMwareは、顧客がサービスとしてのデスクトップやアプリケーションを利用し、モバイル ワークを次の段階へと進展させることができる新製品やイノベーションを発表しました。

VMware Workspace Suite:統合プラットフォーム
VMware Workspace Suiteは、多種多様なパッチワーク ソリューション的な製品を導入、管理する際の複雑さを解決するさまざまなイノベーションを提供します。VMware Workspace Suiteの主なメリットは以下の通りです。

  • シングルサイン オンによるシームレスで場所を問わない業務環境
    モバイル端末からweb、SaaS(Software as a Service)、Windows アプリケーションにアクセスする際に、これらのアプリケーションやサービスはVMware Workspace Portal またはAirWatchのアプリケーション カタログに表示されるため、ワンタッチでアクセスできます。
  • ハイブリッド クラウド向けの拡張性の高い統一されたプラットフォーム
    VMware vCloud® Automation Center™やVMware vCenter™ Operations Manager™を利用した、プライベートとパブリックの両クラウド環境でのリソースを管理するための監視と自動化が可能な統合プラットフォームとして提供されるため、最高水準のSLA(サービス品質保証契約)を実現させることができます。
  • 信頼性の高い、最良の技術
    VMware Workspace Suite は、仮想デスクトップ市場をリードするVMware Horizon 6 (1)と、エンタープライズ モビリティ マネジメント(EMM)市場全体の“Top Player”であるAirWatch (2)by VMwareを結び付けることで、世界中の顧客企業から信頼され、実証されているソリューションを提供します。

次の段階のイノベーション:性能と価格のトレードオフを解消
本日発表された新製品ならびにVMware Horizonの新しい拡張機能は、拡張性の高いデスクトップ仮想化の導入を支援します。これらのイノベーションは、第1世代のデスクトップ仮想化の導入時の課題だった性能と価格のトレードオフという制約を解消することも可能です。VMware のデスクトップ製品関連の最新情報は以下の通りです。

  • CloudVolumesによるリアルタイムのアプリケーション配信
    今回新たに追加されるCloudVolumesにより、あらゆる仮想デスクトップに対してリアルタイムにアプリケーション、ユーザ設定、データを配信できるようになるため、共有インフラの経済性を備え、かつ利用者にパーソナライズされたデスクトップを提供できるようになります。VMware HorizonとCloudVolumesの組み合わせにより、エンドユーザにはパーソナライズされたモバイル感覚の利用体験を、IT部門にはデータセンターやクラウドでのステートレスな環境を通じたシンプルさの向上とコストの削減をもたらします。
  • Chromebookでの高性能かつ優れたグラフィック性能を要求されるアプリケーションの利用
    VMware、Google、NVIDIAの協力を通じて、Chromebookでワークステーション クラスの高性能なアプリケーションやデスクトップを利用できるようにするテクノロジー プレビューを提供します。このテクノロジー プレビューは、高い性能が必要なビジュアル コンピューティングを求める顧客向けにより幅広いハードウェア オプションを提供するため、利用者のニーズに合ったシステムを選択できるようになります。データセンターで使用されるNVIDIAのGRID™ virtual GPU(vGPU™)と、Chromebook に搭載されるNVIDIAのTegra® K1 プロセッサならびにVMwareの次世代Blast Performanceの組み合わせにより、円滑に動作し、消費電力効率も高い仮想デスクトップを利用できるようになります。
  • VMware Horizon® DaaS®によるApplications-as-a-Service
    VMware Horizon DaaSは、マルチテナント環境のパブリック クラウド DaaSとして、公開アプリケーション、共有デスクトップ セッション、完全に仮想化されたデスクトップとアプリケーションを包括的に配信できる業界唯一のソリューションです。
  • Desktop as a Serviceの欧州への提供拡大
    英国のグローバル企業向けにVMware Horizon DaaSの提供を予定しているほか、サードパーティーによるデスクトップ サービス オプションとしても提供する予定です。さらに、VMware Horizon DaaS Enterpriseは、さまざまな顧客層に対して高性能なDaaS環境を提供する予定です。

Project Meteorのテクノロジー プレビューを紹介
VMwareは、次世代のサービスとしてのデスクトップおよびアプリケーションのテクノロジー プレビューとなるProject Meteorのデモンストレーションを紹介しました。物理PCのデスクトップ管理上の課題をデータセンターのサーバへと単純に移し変える現在のデスクトップ仮想化ソリューションとは異なり、ユーザのアプリケーションやデータに基づいてパーソナライズされたデスクトップを汎用の仮想マシンを動的に利用することで作成できるようにします。加えて、Project Meteorでは、HTML5ベースのブラウザに対応したすべての端末に対して、上記のエンド ユーザ リソースを数秒で配信できるようにします。これにより、モバイル端末のスピード感とパーソナライズ感を備えた利用体験を実現するとともに、場所を問わず、迅速にクラウドにアクセスできるようにします。

VMware, Inc. エンド ユーザ コンピューティング担当 上級副社長 兼 ゼネラル マネージャ サンジェイ・プーネン(Sanjay Poonen)コメント:
「VMware Workspace Suiteは、モバイル、デスクトップ、データを統合させた単一の仮想ワークスペースを通じて、個人のニーズに合わせた働き方を可能にする業界最良の利用体験をエンド ユーザに提供する画期的な製品です。VMwareは、データセンターから端末にわたる最良のソリューションを提供し、企業活動やIT全般をシンプル、かつより安全にします」

■ご購入および価格について
VMware Workspace Suiteは本日より提供開始されます。製品の価格に関する詳細および製品のご購入については、VMware国内パートナにお問い合わせください。
パートナに関する情報は http://www.vmware.com/jp/partners をご覧ください。

VMware Horizon DaaS Enterprise、公開アプリケーションのサポート、また英国での新サービスは、2014年第3四半期(7~9月)に提供開始予定です。詳細は下記URLをご参照ください。(英語)
http://www.vmware.com/products/daas/

CloudVolumesの日本市場での提供については、提供開始時に改めてお知らせする予定です。

Chromebook向けグラフィックリッチ アプリケーションのテクノロジー プレビューへの早期アクセスは、VMwareならびにNVIDIAの顧客向けに提供されます。詳細ならびにご登録は、下記URLをご参照ください。(英語)
http://www.nvidia.com/grid-vmware-vgpu

(1)Gigaom Research “Sector Roadmap: virtual desktops in 2014” by Janakiram MSV, principle analyst, Gigaom Research, 2014年6月18日

(2)The Radicati Group, Enterprise Mobility Management – Market Quadrant 2014, Sara Radicati, PhD, 2014年7月

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2013年度の売上高は、52億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、VMware Horizon、VMware Workspace、VMware vCloud Automation Center、VMware vCenter Operations Manager、VMware Horizon DaaS、AirWatch、VMware EVO: RAILは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、VMwareとCloud Volumesとの相乗効果、VMware Horizon、VMware Horizon DaaS Enterprise、Project MeteorなどVMwareの製品やサービスに関する新しいアップデート、これら新製品で予定されている機能、顧客への潜在的メリット、これら製品の予定される提供開始時期や価格、需要の継続的な成長に関する予測など、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i) 世界的な経済状況や市場状況の悪化、(ii) ITの消費の落ち込みまたは遅延、(iii) 価格競争、業界再編、新規競合会社の企業向けモバイル端末やエンドユーザ/クラウド コンピューティングの市場への参入、当社の競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況、(iv) 顧客の新製品の開発、および新しい製品やクラウドコンピューティング、software-defined data center、モバイル端末管理など新たなコンピューティング戦略へ移行する能力、(v) 顧客の新興技術に対する許容性(賛同の有無)、(vi) 仮想化ソフトウェア、クラウド/モバイル端末 コンピューティングのプラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化、(vii) 製品開発スケジュールの変更、(viii) VMwareの専有技術を保護する能力、(ix) VMwareが優秀な従業員を採用、維持できるかどうか、(x) 世界的な経済状況などの不確定要素が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-Q、Form 10-K、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。VMwareは、このプレスリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。