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VMware、2019年度第3四半期の業績を発表

VMware、2019年度第3四半期の業績を発表

広範な製品ポートフォリオが支持され、

第3四半期の売上高は前年同期比14%増、ライセンス収入は前年同期比17%増

*本内容は、2018年11月29日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の翻訳版です。

【2018年11月29日(米国時間)カリフォルニア州発】VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、2019年度第3四半期(2018年8月4日~2018年11月2日)の業績を発表しました。

第3四半期の概要

  • 第3四半期の売上高は22億米ドルで、前年同期比14%増
  • 第3四半期のライセンス収入は8億8,400万米ドルで、前年同期比17%増
  • 第3四半期のGAAPベースの純利益は、前年同期の3億9,500万米ドル(希薄化後1株当たり利益:0.96米ドル)の純利益から、Pivotal Softwareへの投資に伴う1億6,100万米ドルの損失を含め、3億3,400万米ドル(同0.81米ドル)になり、同1株あたり利益は前年同期比16%減。第3四半期の非GAAPベースの純利益は、前年同期の5億900万米ドル(同1.23米ドル)から、6億4,500万米ドル(同1.56米ドル)になり、同1株あたり利益は前年同期比26%増
  • 第3四半期のGAAPベースの営業利益は4億9,500万米ドルで前年同期比21%増。非GAAPベースの営業利益は7億4,100万米ドル、前年同期比17%増
  • 第3四半期のキャッシュ フローは7億6,900万米ドル。フリー キャッシュ フローは7億1,200万米ドル
  • 第3四半期の売上高に前受収益の修正を加えた額は前年同期比11%増
  • 第3四半期のライセンス収入に前受ライセンス収入の修正を加えた額は前年同期比15%増

VMware, Inc. 最高経営責任者(CEO)パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)コメント:

「第3四半期も堅調な業績を達成できたことを喜ばしく思います。この結果は、すべての地域で当社の多様な製品ポートフォリオ全体で、引き続き幅広い支持を獲得したことによるものと考えています。成功裏に終了した年次イベントであるVMworld®では、多くの新製品や新たなパートナシップ、そして買収に関する発表を行い、将来に向けた当社の戦略への継続的な技術革新と投資について紹介しました」

VMware, Inc. 最高財務責任者(CFO)ゼーン・ロウ(Zane Rowe)コメント:

「昨年の第3四半期の堅調な業績に続き、今年度の第3四半期も堅調でした。堅調な第3四半期と第4四半期の予測に基づき、2019年度通年の予測も上方修正しています」

VMwareは、2019年度通年の収益予測を88億8,200万米ドルへと上方修正しています(以前の予測では88億2,000万米ドル)。GAAPベースの希薄化後1株当たり利益を5.95米ドル~6.07米ドルに、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益を6.22米ドル(以前の予測では希薄化後1株当たり6.14米ドル)に上方修正したことによるものです。

最近の戦略発表と重要事項

  • VMware Cloud on AWSのデータセンタが世界中の複数の地域にわたって拡張されるなど、さらに機運が高まっています。新たにデータセンタが拡張された地域には、米国、欧州、そして新たにアジア太平洋地域のシドニーや東京が含まれます。
  • VMwareは統合ハイブリッド クラウド製品である最新版のVMware Cloud Foundation™ 3.5を発表し、新たにKubernetesをサポートするなど導入の柔軟性とオプションを強化しました。その他にも、新しいVMware vSphere® Platinum Editionに加え、VMware vSAN™、VMware vRealize®クラウド管理プラットフォームのアップデートなど、VMwareのハイブリッド クラウド ポートフォリオの強化を発表しています。
  • VMwareはCloudHealth Technologiesを買収しました。CloudHealth Technologiesは、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、VMwareなどのクラウド環境全体にわたるクラウド運用プラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、顧客は複数のクラウドにわたるコストやリソース管理、そしてアプリケーションのセキュリティやパフォーマンスに関する実行可能かつ一貫した可視性を提供します。
  • VMwareは、オープンなKubernetesエコシステムのリーダーであるHeptioの買収で正式契約したと発表しました。これにより、オンプレミスならびにマルチクラウド環境全体での企業によるKubernetesの導入を加速します。
  • IBMとVMwareは、IBM CloudへのミッションクリティカルなVMwareワークロードの移行や拡張を支援する新たなIBM Servicesや、企業によるKubernetesやコンテナを通じた最新のアプリケーションの活用を支援する新たな統合など、両社のパートナシップの拡張を発表しました。
  • VMwareは、職場におけるテクノロジの異種混在環境に対応すると同時に、プラットフォーム全体にわたって最新の管理機能やセキュリティ機能を拡張する、インテリジェンスをベースとしたWorkspace ONE®プラットフォームの新たな技術革新を発表しました。
  • VMware NSX® SD-WAN by VeloCloudでは、2019年上半期にMicrosoft Azure Virtual WANとの統合を計画しています。これにより、Azure上にビジネス資産を有するすべての業界の顧客が、支社とのシンプルかつ高性能で自動化されたコネクティビティを実現できます。この新しいソリューションでは、顧客がVMware SD-WANやVMware NSX Data Centerを活用して、Azure上で稼働するワークロードを接続する機能をさらに拡大でき、そして支社からAzureへの包括的なコネクティビティと本質的に備わったセキュリティを実現できます。
  • 新たに創設されたGartner Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure(2018年10月18日発行)で、VMwareはリーダーに位置付けられました。20社を分析したこのレポートで、VMwareは実行能力とビジョンの完全性の両方でリーダーに位置付けられ、特にビジョンの完全性では最も高い評価を獲得しています。1
  • 9月に、VMwareはThe Forrester Wave™: Hyperconverged Infrastructure, Q3 2018でリーダーに位置付けられました。Forrester社のレポートによると、VMwareは製品戦略の項目で最高点を達成しました。この製品戦略の項目は、価値命題と予定される製品強化の2つで構成され、戦略カテゴリーに分類されるものです。2
  • 10月に、IDC社は2017年の業績を基に、VMwareをクラウドシステム管理ソフトウェアならびにIT自動化/設定管理ソフトウェアの両分野における世界シェアで第1位に選出しました。3, 4 さらに、VMwareはIDC MarketScape Unified Endpoint Management Software 2018 Vendor Assessmentでリーダーに位置付けられました。5
  • VMwareは、世界中の事業活動でのカーボンニュートラルの目標を、当初予定していた2020年よりも2年も早く達成したことを発表しました。さらに、米国カリフォルニア州パロアルト市と協力し、地域社会でのマイクログリッドの検証を実施する計画です。まず初めにVMwareの本社施設での概念実証(PoC)として開始されるマイクログリッドのプロジェクトは、分散型のエネルギー資源の制御や再生可能エネルギーの統合に向けた地域社会におけるマイクログリッドの可能性を調査するためのテストとして実施され、企業レベル、そして地域社会レベルでの復旧機能の維持を目的としています。
  • VMwareとWomen Who Codeは、インドで休職中の1万5,000人の女性が職場に復帰するための機会を提供する取り組みであるProject Taaraを開始しました。このプログラムは、VMwareによる先進的なデジタル トランスフォーメーション ソリューションに関する無料のトレーニングや資格の提供を通じた女性のスキル向上を目的としています。

■ その他、発表詳細は下記本社リリースをご覧ください(英語)

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/earnings/vmw-earnings-release-nongaap-q319.pdf

1 Gartner, Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure, Joe Skorupa, et. al., October 18, 2018. Gartner does not endorse any vendor, product or service depicted in its research publications, and does not advise technology users to select only those vendors with the highest ratings or other designation. Gartner research publications consist of the opinions of Gartner’s research organization and should not be construed as statements of fact. Gartner disclaims all warranties, expressed or implied, with respect to this research, including any warranties of merchantability or fitness for a particular purpose.

2 Forrester, Naveen Chhabra, The Forrester Wave™: Hyperconverged Infrastructure, Q3 2018, September 25, 2018

3 IDC, Stephen Elliot, Tim Grieser, Worldwide Cloud System Management Software Market Shares, 2017: Strong Growth Continues, #US44282218, September 2018

4 IDC, Stephen Elliot, Tim Grieser, Worldwide IT Automation and Configuration Management Software Market Shares, 2017: Hybrid IT Drives Growth, #US44014318, June 2018

5 IDC, Phil Hochmuth IDC MarketScape: Worldwide Unified Endpoint Management Software 2018 Vendor Assessment, #US43294318, July 2018

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェアのソフトウェアは、世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのコンピュート、クラウド、モビリティ、ネットワーク、セキュリティの各製品は、世界中で7万5,000社のパートナ エコシステムを通じて50万以上の顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤を提供しています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なイノベーションの歴史は今年20周年を迎えます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

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VMware、VMworld、VMware Cloud、Cloud Foundation、vSphere、VMware vSAN、vRealize、NSX、Workspace ONE、CloudHealth、VeloCloudは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。「パートナ」または「パートナシップ」という言葉は、当社と他社との法的な協力関係を示すものではありません。

将来予想に関する記述

本プレス リリースには、2019年度の総収益やGAAP/非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益に関する予測と見積もり、自社のポートフォリオや地理的地域全体にわたる機運、Heptio買収の意向、今後予定されているVMware NSX SDWAN by VeloCloudとMicrosoft Azure Virtual WAN VMwareの統合などVMwareの製品やサービスが顧客にもたらすメリットに関する予測など、将来の成長に関する記述(forward-looking statements)が含まれています。

これらの将来予想に関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)現在の世界的な経済状況や市場環境の不確定要素が及ぼす経済全体への影響;(ii)顧客、政府、ITの投資の遅延および削減;(iii)仮想化ソフトウェア、クラウド、エンドユーザ/モバイル コンピューティングの業界における価格競争、業界再編、新規競合会社の参入ほか、これらに限定されない競争上の要因と競合会社による新製品やマーケティング活動;(iv)顧客による新製品やクラウド コンピューティング、デスクトップ仮想化、software defined data centerなどのコンピューティング戦略に対する受容力ならびにこれらへの移行能力;(v)有効なパートナシップやアライアンスを戦略的に締結、維持するためのVMwareの能力;(vi)顧客の新興テクノロジの受容に関する不確定要素;(vii)VMwareとHeptioが買収完了条件を時宜に即して充足させる能力、;(viii)VMwareによるHeptioの買収の時期や完了条件に影響を与える可能性のある市場環境、規制要件、その他の検討事項;(ix)買収した企業や資産を成功裏に統合へと導くVMwareの能力とVMwareが売却した資産に関するサービスのスムーズな移行;(x)仮想化ソフトウェア、クラウド、エンドユーザならびにモバイル コンピューティングの業界の飛躍的な技術の変化;(xi)製品やサービスの開発タイムラインの変更;(xii)VMwareとDell Technologies社との関係、ならびにVMwareの取締役会メンバの選任やDell社のVMwareに対する投資に関する事項についてDell社のステークホルダの承認が必要な事柄に関する同社のマネジメント能力;(xiii)VMwareの独自技術の知的所有権の保護能力;(xiv)VMwareによる優秀な従業員の採用、維持の可否;(xv)Dellとの相乗効果を実現するVMwareの能力;(xvi)主要な経営陣の変更に起因する中断;(xvii)為替変動や高まる貿易障壁などの海外での売上に影響するリスク;(xviii)VMwareの財務状況の変化;(xix)サイバー攻撃や情報セキュリティ、プライバシーに関するリスクなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、当プレスリリースの発表時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。