Palo Alto NetworksとVMware、ネットワーク仮想化／次世代セキュリティの統合ソリューションにより、クラウドを革新

物理／仮想ドメイン全体の一元管理機能を備えた統合ソリューションによりネットワークセキュリティの導入を自動化／加速

＊本内容は、2013年11月19日（米国時間）に米国Palo Alto Networksと米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【2013年11月19日（米国時間）カリフォルニア州発】Palo Alto Networks^®（NYSE：PANW）とVMware, Inc.（NYSE：VMW）は本日、新たな共同開発ソリューションを通じたパートナシップを発表しました。両社の統合ソリューションにより、顧客は自社のSoftware-Defined Data Center（SDDC）環境で、VMware NSX™を通じたPalo Alto Networksの次世代ネットワークセキュリティのプロビジョニング／配信の自動化が可能になります。

セキュリティのプロビジョニングと変更管理は、現在の動的なクラウド環境において運用上の課題となっています。ネットワークセキュリティの設定とポリシーの適用は、時間がかかり、柔軟性に欠けるなど、アプリケーションのプロビジョニングの俊敏性や容易性と比較して大きく遅れているのが現状です。そして、効果的なサイバーセキュリティ戦略を検討するなかで、アプリケーション／ユーザ／データにセキュリティポリシーが関連付けられている次世代のセキュリティプラットフォームはますます必要な要素となっています。

これらの変化し続ける要件に対応するため、Palo Alto NetworksとVMwareは、Palo Alto Networksの仮想環境に対応した次世代セキュリティプラットフォームであるVM Seriesと、VMwareのネットワーク仮想化プラットフォームであるVMware NSXを組み合わせた統合ソリューションの提供に向けて協力しました。この共同ソリューションにより、顧客は物理／仮想の環境全体にわたって次世代ネットワークセキュリティを統合できるとともに、それらを一元的に管理できます。

SDDC向けの次世代ネットワークセキュリティ
両社の共同ソリューションにより、顧客はVMware NSXのネットワークサービス追加機能とPalo Alto Networksの次世代セキュリティ技術を使用し、自社のSDDC環境においてアプリケーションを簡単に導入／移動／拡張／保護できます。顧客は、一元化されたポリシーの管理／適用の機能により、さらなる俊敏性と効率性を実現できます。

この統合ソリューションは、現在ベータ版として提供されており、2014年上半期に一般提供を開始する予定です。このソリューションにより、従来は2カ月を要していたマニュアル作業や時間のかかるプロセスを排除し、仮想アプリケーション導入の際の次世代セキュリティサービスの提供を迅速に行えるようになります。このプロセスが高速化されることで、企業はSDDCによる完全な俊敏性、効率性、コスト効果と、次世代セキュリティポリシーによる保護を実現できます。

両社の共同ソリューションのその他のメリットは以下の通りです。

先進ネットワークサービスの自動プロビジョニング
物理／仮想の両ワークロード全体で、既知／未知を問わないサイバー攻撃からの保護を実現する一貫したネットワークセキュリティモデル
仮想ネットワークによる仮想マシン （VM）のセグメンテーションをネイティブに実行
仮想インターフェイス上での透過的なトラフィックの制御と実行
仮想マシンのコンテキストを考慮した上での、アプリケーション／ユーザ／コンテンツ単位の細やかな可視性
仮想インフラストラクチャとセキュリティ管理プラットフォーム全体にわたるコンテキスト情報の共有
サーバ／ネットワーク／セキュリティの各担当者の業務の区分け

パロアルトネットワークスについて
パロアルトネットワークス（NYSE: PANW）は、サイバー攻撃から数多くの企業、行政機関、プロバイダのネットワークを守るサイバーセキュリティのリーディングカンパニーです。当社の提供する次世代ファイアウォールは、変化の激しい今日のIT業界で重要となるアプリケーションやユーザー、コンテンツを基にセキュリティの保護を行い、お客様のビジネス展開をサポートします。詳しくは http://www.paloaltonetworks.jp をご覧ください。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア（本社：カリフォルニア州パロアルト）は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウドインフラソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および5万5,000社を超えるパートナーを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2012年度の売上高は、46億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

Palo Alto Networks、"The Network Security Company"、およびPalo Alto Networksロゴは、米国におけるPalo Alto Networksの商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。

VMware、VMware NSXは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

当プレスリリースに記載されているVMwareとPalo Alto Networksのパートナシップは、ビジネスならびにマーケティングにおけるパートナシップであり、法人、パートナシップまたは合弁会社の設立を意味するものではありません。