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ヴイエムウェア、よりスマートで安全なデジタル ワークスペースを実現する最新版のVMware AirWatch 8.3を発表

ヴイエムウェア、よりスマートで安全なデジタル ワークスペースを実現する最新版のVMware AirWatch 8.3を発表

  • 統合アプリケーション カタログにより、ネイティブ モバイル アプリケーションへのシングルサインオン、ユーザ体験の向上、パスワード不要のアクセスを実現
  • 条件付きアクセス制御やVMware NSX との連携により、アプリケーションへのアクセスの安全性を向上し、データ漏えいを防止
  • インダストリー テンプレートの提供を通して、アプリケーション、設定、コンプライアンス ポリシーなど業界ごとのワークフローに沿ったインサイトを提供
  • プライバシーに関する通知やエンドユーザ向けウェブサイトにより、エンドユーザのプライバシーに関する透明性を確保すると同時に、BYODの導入を促進

【2016年2月18日 (日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、業界をリードするエンタープライズ モビリティ管理(EMM)プラットフォームであるVMware AirWatch の最新版を発表しました。最新版となるVMware AirWatch 8.3により、ユーザとIT管理者がビジネス モビリティの活用を通じたメリットをさらに向上することで、ヴイエムウェアが掲げるデジタル ワークスペースの提供に向けた戦略とそのプラットフォームとなるVMware Workspace ONE をさらに強化します。ユーザ視点での信頼性と導入のしやすさのさらなる向上、パスワード入力の排除、そしてセキュリティをさらに強化した最新版のVMware AirWatchにより、企業がモバイル関連の取り組みをさらに進化させるためのプラットフォームを提供します。

ユーザの仕事の方法を変革
モビリティ活用の成功にはユーザが業務にそれを受け入れることが重要であり、また従業員は会社での業務にプライベートで使用しているようなシンプルさと使いやすさを求めています。VMware AirWatch 8.3はVMware Workspace ONEから提供されるアプリケーションと連携し、アプリケーションへのアクセス管理とパスワード不要のアクセス、プライバシーに関する透明性の確保によりエンドユーザの懸念を軽減するエンドユーザ向けウェブサイトとプライバシーに関する通知などAirWatch Privacy Firstプログラムの強化、再設計されたVMware AirWatch Content Locker などを提供します。

アプリケーションへのアクセスを簡素化するモバイル ソリューションを提供するために、最新版のVMware AirWatchはコンシューマ製品のようなシンプルさと企業用アプリケーションのスムーズな利用体験を提供します。VMware AirWatch 8.3はVMware Workspace ONEから提供されるアプリケーションとの連携を念頭に設計されており、ユーザはあらゆるデバイスで使える単一のアプリケーション カタログを通じて、ネイティブ、ウェブまたはリモートなど種類を問わないあらゆるアプリケーションにアクセスできるようになります。業界初となるSATS(Secure App Token System)を活用したモバイル向けのワンタッチ シングルサインオン(SSO)により、ユーザはパスワードや複雑なPINを入力することなく、これらのアプリケーションにアクセスできます。ヴイエムウェアが開発し、特許出願中のSATSテクノロジにより、デスクトップ、モバイル ネイティブ、クラウドなどすべてのアプリケーションへの真のSSOが可能になります。この統合アプリケーション カタログにより、安全なモバイル アプリケーション管理(MAM)コンテナから提供される企業用アプリケーションへの一貫したアクセスを実現します。

また、モビリティ活用の成功に向けてユーザの信頼を獲得することも非常に重要になります。VMware AirWatch 8.3では、ユーザのプライバシーへの懸念に対応するために、プライバシーに関する透明性の高い教育を提供するユーザ向けウェブサイトやプライバシー確保のためのアプリケーションなど、AirWatch Privacy Firstプログラムを強化しています。この新しいウェブサイトであるWhatIsAirWatch.comの活用やプライバシー確保ためのアプリケーションをユーザのデバイスに導入することで、ユーザの効率性を高めるBYODのメリットについて学習できるとともに、VMware AirWatchのモバイル管理システムが業務とプライベートのデータを隔離し、テキスト、個人メール、写真などの個人情報を会社のIT担当者がキャプチャできないようになっていることをユーザに知らせることができます。特に会社支給のデバイスを使用する際のユーザの信頼をさらに高めるために、VMware AirWatchの管理者用コンソールにプライバシー ポリシーの管理権限を委譲するためのプライバシー オフィサー機能が新たに搭載され、プライバシー オフィサーのみがプライバシー ポリシーを編集し、エンドユーザ向けにセキュリティに関するレイヤを追加できます。

最新版のVMware AirWatchには、完全に再設計されたiOS向け AirWatch Content Lockerも含まれており、さまざまなストレージ レポジトリ全体で安全なコンテンツの集約が可能になります。この最新の使いやすいアプリケーションにより、直感的なナビゲーション、コンテンツ レポジトリ全体での検索機能の強化、ホーム スクリーンから重要なコンテンツへの直接かつ高速なアクセスを実現しています。

IT部門向けのインテリジェントかつ安全なデジタル ワークスペース
ビジネスがモバイル環境へと移行するなか、IT部門にとってその可用性とセキュリティは最優先事項となっており、EMMソリューションの選択はモビリティ実現のための単なる1段階に過ぎません。モビリティの実現に向けてIT部門はその他にもアプリケーション、設定、ポリシー、セキュリティ要件などを選ばなければなりません。VMware AirWatch 8.3は、IT部門が獲得したインサイトとモバイル関連の取り組みの前進を両立できるよう、インダストリー テンプレート、モバイル アプリケーションへの条件付きアクセスに加え、VMware AirWatchとヴイエムウェアのネットワーク仮想化プラットフォームであるVMware NSX とのさらなる連携による、モバイル デバイスからデータセンタまでを保護する最先端のセキュリティを備えています。

モバイルを通じたビジネス プロセスの変革には、企業ごとにアプリケーション、設定、ポリシーに関する特定の組み合わせが求められます。ヴイエムウェアは、エンドユーザ コンピューティング分野で62,000社以上の顧客を有しており、そして数千を超えるモバイルの導入プロジェクトの実績から得られたインサイトを活用し、業界特有のワークフローを構築するための最適な方法を検討してきました。VMware AirWatch 8.3では、匿名で集約されたデータ、インテリジェンス、Apple社との協業により、インダストリー テンプレートやインテリジェントなウィザード主導型ワークフローを提供し、デジタル ワークフローの最適化に向けて、その複雑性を取り除きます。これにより、あらゆるIT管理者は、それぞれのビジネスに最適なiOSアプリケーション、設定、ポリシーをデータに基づいて特定・推奨してくれるシンプルかつスマートなテンプレートにアクセスすることができます。

VMware AirWatch 8.3では、VMware Identify Manager  を活用した、業務アプリケーションへの条件付きアクセスも提供します。この認証モジュールは、ポリシーに準拠し、管理されているモバイル アプリケーションにのみ、組織の業務システムへのアクセス権を付与します。IT管理者は、特許出願中のSATSテクノロジとネイティブなOS制御を活用することで、ソフトウェア開発キット(SDK)や必要とされるアプリケーションのラッピングまたはコード変更が無くても、アプリケーション ストア内のあらゆるアプリケーションに条件付きアクセスを提供できるようになります。このモジュールにより、セキュリティを強化しながら、アプリケーションへのアクセスにはパスワード入力が不要になるため、より優れた利用体験を提供できます。

IT部門は、アプリケーションに加え、データセンタやモバイルから社内リソースへのアクセスを保護する必要があります。VMware AirWatch 8.3では、VMware NSXとの連携をさらに強化し、VMware AirWatchが管理するデバイスとVMware NSXのマイクロ セグメンテーションで保護されたクラウドやデータセンタの間の接続に最先端のセキュリティを提供します。IT管理者はVMware AirWatchとVMware NSXの間のポリシーを単一コンソールから動的に設定でき、モバイル アプリケーション、データ、デバイス、ネットワークのデータセンタ内での接続を制限することで、組織のデジタル ワークスペースの安全性をさらに高めることができます。

VMware NSXとVMware AirWatchの組み合わせは、ヴイエムウェアの優れたテクノロジを次世代のセキュリティ モデルを構築するために活用した好例となります。

VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング部門モバイル製品担当 上級副社長 ノア・ワズマー(Noah Wasmer)のコメント: 「AirWatch 8.3はデジタル ワークスペースの実現に主要な役割を担います。従業員は、プライバシー保護に重点を置いた新しいモバイル体験を通じて、わずかワンクリックであらゆるアプリケーションに仮想的にアクセスできるようになります。そして管理者は、世界水準のセキュリティと管理機能を備えたヴイエムウェアのプラットフォーム上に新たなビジネス ワークフローを構築できます」

■ご購入および価格について
VMware AirWatch 8.3は、2016年第1四半期(1~3月)より一般提供を開始する予定です。VMware AirWatch 8.3 スイート製品の1デバイス/12ヶ月間(サブスクリプション)の市場想定価格は6,400円(税抜)からです。
製品の詳細はヴイエムウェアのパートナまでお問い合わせください。

製品の詳細や30日間の無償トライアルをご希望の方は、下記URLもご参照ください。
http://www.air-watch.com/lp/ja/free-trial/

ヴイエムウェアでは、2016年3月1日(火)に目黒雅叙園(東京都目黒区)で、これら新製品の紹介とともに国内の先進的なユーザをお招きするプライベートイベントを開催します。イベントへのご参加は、下記URLよりお申し込みいただけます。
https://vm-event.jp/bm/

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアの年間売上高66億ドル(2015年度)で、50万社を超える顧客と7万5,000社を超えるパートナを有しています。シリコンバレーに本社を置き、全世界にオフィスを展開しています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、AirWatch、AirWatch Enterprise Mobility Management、VMware Workspace、Workspace ONE、NSX、VMware Identity Manager、Content Lockerは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、AirWatch 8.3とそのVMwareのデジタル ワークスペース戦略への影響、VMware Workspace ONEプラットフォームとAirWatch Privacy Firstプログラム、VMware Workspace ONEアプリケーション、VMware NSX、VMware Identity ManagerなどVMwareのその他の製品との相互運用性、これら製品の顧客への潜在的メリットなど、将来の成長に関する記述 (forward-looking statements) が含まれています。

これらの将来予想に関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)現在の世界的な経済状況や市場環境の不確定要素が及ぼす経済全体への影響;(ii)一般消費、政府消費およびIT支出の落ち込みまたは遅延;(iii)価格競争、業界再編、 新規競合会社の仮想化ソフトウェアならびにクラウド/エンドユーザ/モバイル コンピューティングの業界への参入、VMwareの競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策ほか、これらに限定されない競争上の要因;(iv)VMwareの顧客による新製品の開発およびクラウドコンピューティング、デスクトップ仮想化、software-defined data centerへの移行の可否;(v)製品の発表、販促施策、ベータプログラムなどライセンス収益を認識する時期に影響を与える要素、(vi)顧客の新興技術に対する許容性 (賛同の有無)に起因する不確定要素;(vii)長期ライセンスおよびサポート契約などの関する顧客の意向の変化;(viii)仮想化ソフトウェアならびにクラウド/エンドユーザ/モバイル コンピューティングの業界の飛躍的な技術の変化;(ix)製品やサービスの開発タイムラインの変更;(x)当社とEMC社との関係、VMware本社取締役メンバの選任、EMCのVMwareへの投資に関わる事項、DellによるEMC買収の完了後にDellが実施する可能性のある変更を含むEMC社のステークホルダの承認が必要な事柄に関する同社のマネジメント能力;(xi)VMwareの独自技術の知的所有権のマネジメント能力;(xii)VMwareによる優秀な従業員の採用、維持の可否;(xiii)当社が買収を完了した企業および同企業が保有する資産のVMwareへの円滑な移行、(xiv)DellのEMC買収の遅延によるVMwareのビジネスの停止やDellとEMCの取引がVMwareのビジネスに与える影響の不確実性によるVMwareの顧客の損失、(xv)DellがEMC買収取引中にEMCの株主に対して発行予定のVMwareの業績連動株により起こる混乱や不確実性に起因するVMwareの株式に対するネガティブな潜在的影響、(xvi)主要な経営陣の変更に起因するビジネスの停止、(xviii) VMwareがさまざまな地域で従業員の削減や当該計画に関するその他の要素を実行する能力、(xix) 予定される再編に関する負担や現金支出の規模や要素の変更の可能性、(xx) 為替レートの変動、(xxi) VMwareの株価の変動、(xxii) VMwareの財政状況の変更、(xxiii) VMwareが現金の代替利用を検討する可能性を誘引するビジネスの機会や優先度の変化、(xxiv) 株の再取得に使用可能な米国政府が保有する現金水準の変動、(xxv) VMwareの株式補償プログラムを通じて発行可能な株式の、2016年における希薄化の影響に対する変化、などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、当プレスリリースの発表時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。