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ヴイエムウェア、VMware Horizon™ 6を発表

ヴイエムウェア、VMware Horizon™ 6を発表
単一の統合プラットフォーム上から公開アプリケーションと仮想デスクトップを提供

新次元の技術革新でモバイル/クラウド時代のITとエンド ユーザをサポート
包括的でコスト効果の高いソリューションにより、物理/仮想/個人所有端末などの環境向けに、企業アプリケーションとデスクトップの提供・管理を実現

【2014年4月10日(日本時間)東京発】 ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、単一プラットフォーム上で公開アプリケーションとデスクトップを提供する包括的なソリューション「VMware Horizon™ 6」を発表しました。最新バージョンのVMware Horizon 6は、業界で最も包括的なデスクトップ ソリューションとして、物理PC、ノートPC、仮想デスクトップと仮想アプリケーション、従業員の個人所有PCなど、あらゆる種類の企業向けアプリケーション/デスクトップを一元的に管理できます。

業界最高水準の機能を備えた統合ソリューション
アプリケーションの提供、データセンタから端末に至るまでの管理、ストレージ最適化、柔軟なハイブリッド環境の提供など、VMware Horizon 6に搭載された技術革新により、企業向けのデスクトップやアプリケーションを、さらにシンプルかつコスト効果高く、提供、保護、管理できます。現在、ノートPC、タブレット、スマートフォン、従業員の個人所有端末など、複数のアクセスポイントが存在することで、制約のない、高いレベルのサービスとアクセス性能がIT部門に要求されるようになっています。

VMware Horizon 6は、単一ソリューション上に統合された新しい機能群を備えており、IT部門がWindowsのアプリケーションとデスクトップを管理するための効率的なアプローチを提供します。VMware Horizon 6を利用することで、企業向けアプリケーションやWindows OSを一元的に管理できるため、予測可能性を向上しつつ、迅速にアップデートなどを実行できます。さらに、VMware Horizon 6では、デスクトップ全体、またはアプリケーションだけ、などエンド ユーザに提供する機能を柔軟に選択できます。

  • さまざまな場所や端末から、デスクトップやアプリケーションに仮想的にアクセス可能
  • デスクトップ イメージ全体をエンド ユーザの物理ノートPCに同期することで、オンライン/オフラインのアクセスが可能
  • 管理されたセキュアなコンテナでアプリケーションとコンテンツを提供し、従業員の個人所有PCなどもセキュアにサポート

VMware Horizon 6は、統合ワークスペースを通じた企業向けアプリケーションへのアクセスに、一貫した、セルフサービスのユーザ体験を提供します。

VMware Horizonの主な新機能は以下の通りです。

  • 単一プラットフォームを通じて仮想デスクトップと公開アプリケーションを提供
    VMware Horizonのシングルプラットフォームにより、デバイスや場所を問わず、管理の効率化、エンド ユーザへの権限付与、公開Windowsアプリケーションの迅速な提供を実現するとともに、リモート デスクトップ サービス(RDS)によるデスクトップ、仮想デスクトップを提供できます。これらの新機能は、業界をリードする仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)ソリューションであるVMware Horizon View™を拡張した単一プラットフォーム上に組み込まれています。
  • アクセスを簡素化する統合ワークスペース
    VMware Horizon 6により、エンド ユーザは単一の統合ワークスペースからすべてのアプリケーションとデスクトップにアクセスできます。この統合ワークスペースは、シングルサインオン(SSO)で、データセンタや端末のローカル上でホストされた仮想アプリケーション、webアプリケーションやSaaSアプリケーション、RDSホスト型のアプリケーション、Citrix XenAppなどの外部プラットフォームから提供される公開アプリケーションなどを利用できます。
  • VMware Virtual SAN™によるストレージ最適化とSoftware-Defined Data Centerを通じたデスクトップ/アプリケーションの提供
    VMware Horizon 6は、Software-Defined Data Centerに最適化されており、VMware Virtual SANによる統合管理を提供します。VMware Virtual SANはローカルに配置されたストレージを使用することで仮想デスクトップ用のストレージにかかるコストを大幅に削減します。この革新的な技術により、VMware Horizon 6を通じた仮想デスクトップにかかる投資コストを、物理デスクトップへの投資コストと同水準に抑えることができます。
  • クローズドループ型の管理と自動化
    VMware Horizon 6は、データセンタから端末に至るまでのエンドツーエンドの可視性と自動化に向けた新機能を提供します。新しいVMware vCenter™ Operations for Viewにより、データセンタから端末に至るまで、状態やリスクの監視、プロアクティブなエンド ユーザ体験のチェック、詳細な診断を、すべて単一コンソール内で確認できます。またVMware Horizon 6は、自動化とセルフサービスに対応しているため、従業員は組み込まれたワークフローと自動化されたインフラストラクチャのプロビジョニングの機能を使用して、デスクトップとアプリケーションを要求できます。このクローズドループ型の管理、自動化の機能はvCloud Automation Center™の管理コンソールに統合されているため、vCloud® Suiteを導入済みの顧客は簡単にVMware Horizon 6を導入できます。
  • 仮想/物理/自己所有PCのイメージ管理を一元化
    VMwareは、単一かつ統合されたソリューションを通じて、仮想/物理/従業員所有のPC向けのイメージ管理を一元化します。最新バージョンのVMware Mirage™を利用することで、IT管理者は要求されたOSとアプリケーションを搭載した単一のデスクトップを設計することもできます。そして、それらをユーザのニーズに応じて、部門ごとまたは全社向けに提供できます。
  • ハイブリッド クラウドの提供
    VMware Horizon 6は、オンプレミス クラウドやサービス プロバイダ パートナが提供するクラウド、VMware vCloud Hybrid Service(2014年4月現在、日本では未提供)において動作している仮想デスクトップとアプリケーションへシームレスに接続し、同等の高いパフォーマンスとエンドユーザ体験を提供する新しいクライアントを備えています。この柔軟性により、顧客はVMware Horizon 6を、ハイブリッドクラウドを通じて導入し、企業のインフラとパブリック クラウドをベースとしたインフラの双方をバランスよく活用できます。

顧客の導入レベルに応じたHorizonの新しいパッケージを提供
VMware Horizonでは以下の3つのEditionが利用可能です。

  • Horizon View™ Standard Edition
    優れたユーザ体験を提供するシンプルかつ高パフォーマンスなVDIベースの仮想デスクトップ
  • Horizon Advanced Edition
    VMware Virtual SANによる最適化されたストレージを利用した公開/仮想アプリケーションとデスクトップ、一元的なイメージ管理と統合ワークスペースを通じて、アプリケーションとデスクトップの管理が可能な最もコスト効率の高いソリューション
  • Horizon Enterprise Edition
    ハイブリッドクラウドでの柔軟性を実現する先進的なクラウドの自動化と管理の機能を搭載した、デスクトップとアプリケーション向けの、クラウド上にすぐ展開可能なソリューション

VMware Inc. エンド ユーザ コンピューティング部門デスクトップ製品担当
副社長 兼 ゼネラル マネージャ スミット・ダーワン(Sumit Dhawan)コメント:

「モバイル/クラウド時代に、顧客はアプリーションとデスクトップに、デバイスや場所を問わず、シンプルで安全、かつコスト効率が高い包括的なソリューションを通じてアクセスすることを望んでいます。VMware Horizon ™ 6はこれらの要望に応え、従来の物理デスクトップとほぼ同等のコストで、優れた性能を提供します。VMware Horizon 6は、VMwareが提供する急速なイノベーションにおける主要なマイルストーンであり、顧客がデスクトップを活用してさらなる段階へ進むことをサポートします」

VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング担当 上級副社長 兼 ゼネラル マネージャ サンジェイ・プーネン(Sanjay Poonen) コメント:
「VMware Horizon 6は、安全な仮想ワークスペースを通して、デスクトップ、モバイル、コンテンツコラボレーション向けに最適なソリューションを提供する製品で、このたびの製品発表は、当社のエンドユーザ コンピューティング分野での継続的な勢いを示すものです。業界内で認められたイノベーターとして、VMwareは場所や時間、またデスクトップ、ノートPC、タブレットやスマートフォンなどの端末を問わず、エンドユーザにアプリケーションやコンテンツを安全に提供していきます」

■ご購入および価格について
VMware Horizon 6は2014年第2四半期より提供開始予定で、国内販売パートナ様より購入できます。
パートナに関する情報は  http://www.vmware.com/jp/partners/ をご覧ください。

VMware Horizon View Standard、VMware Horizon Advanced、VMware Horizon Enterpriseの各エディションは1ユーザまたは同時接続ユーザあたり市場予想価格27,000円から(税抜)です。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、顧客がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2013年度の売上高は、52億1,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、Horizon、Horizon View、vCloud、Automation Center、Virtual SANは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。