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ヴイエムウェア、 VMware Fusion 10を発表

ヴイエムウェア、

VMware Fusion 10を発表

業界をリードするMac仮想化ソリューションとして発売10周年を迎えた最新バージョン

先進機能の追加を通じて進化を続け、開発者や技術プロフェッショナルを支援

【2017年8月23日(日本時間)東京発】

ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、エンタープライズ レベルのWindowsの仮想環境をMac上で実現させるソリューションとして発売10周年を迎えたVMware Fusion® の最新バージョンを発表しました。

VMware Fusion® 10 Proは、Mac/Windows/Linux向けアプリケーションをMac上で構築、テスト、デモする技術プロフェッショナル向けにデザインされた製品であり、技術プロフェッショナルや開発者をサポートするソリューションとして進化を続けています。VMware Fusion® 10は、個人ユーザ向けに開発され、Touch Barのサポート、GPUや3Dグラフィクスの性能強化、最新のユーザインターフェース(UI)により、Macの備える最新のイノベーションを活用できるようにします。Macユーザは、これらのソリューションの利用により、Mac、Linux、Windows 10で利用可能な先進の特長や機能を最大限に活用することができます。

VMware Fusion 10 Pro ― 過去最多の企業向け機能を提供

VMware Fusion 10 Proは、最新の開発/テスト環境の基盤として、複数OSの開発/テスト、DevOps/アジャイルな開発ワークフローとの統合を可能にします。Fusionの利用により、ITプロフェッショナルや開発者は、企業データセンタと互換性のある仮想マシン(VM)をMac上で稼働させ、データセンタの設計、テストや管理のほか、ネットワークの設計やテスト、アプリケーションの開発やテストを実行できます。

REST APIのサポートにより、VMをリモートかつプログラムで管理できるようにする新しいインターフェースを利用できます。これにより、開発者や企業IT担当者は、Fusionを最新の開発およびテストのパイプラインに統合し、VMのインベントリ管理や電源管理のほか、クローニング、ネットワーキング、コンフィギュレーション、IPやMACアドレスの収集など、VMの稼動を管理できます。また、Fusionは、最も一般的なコンテナフォーマット、ランタイムエンジン、スケジュールフレームワークをサポートするVMware Photon OSと統合できるため、開発者は、コンテナ アプリケーションを開発環境から本番環境へとシームレスに移行できるメリットも享受できます。

また、マイクロソフトの新しい仮想化ベースのセキュリティ(Virtualized Based Security、VBS)機能のサポートにより、Windows 10 仮想マシン向けのCredential GuardやUEFI(unified extensible firmware interface)セキュアブート、仮想TPM(Trusted Platform Module)などの機能が、Fusion 10 Proの既存のセキュリティ機能に追加され、これまで以上によりセキュアな開発環境を提供します。また、ネットワーキング・コントロールの強化により、ネットワーク アドレス トランスレーション(NAT)ルールの管理やネットワークパケットの喪失や遅延のシミュレーション、VMネットワーク名の変更も行えます。これらすべての機能は、情報の参照が容易で合理的に利用できる先進のユーザインターフェースを通じて管理できます。

さらに、MacBook Touch Barのサポートにより、ユーザは最新のMacBookのハードウェア上の機能を用いて、頻繁に使われるコントロール機能を容易に利用できるようになります。

VMware Fusion10 ― 優れた機能と性能を個人ユーザに提供

VMware Fusion 10 Proの簡易版となるVMware Fusion 10は、WindowsおよびLinuxアプリケーションをネイティブのMacアプリケーションのように稼働させ、シームレスな統合を可能にします。最新機能には、グラフィックス性能の向上、Apple Metalテクノロジによる正確さ、Touch Barのサポート、Windows 10の最新バージョンのサポートが含まれます。

VMware, Inc. エンド ユーザ コンピューティング部門 製品マーケティング担当 副社長 デイブ・グラント(Dave Grant)コメント:

「ヴイエムウェアは、過去10年以上にわたり、究極的なWindows体験をMacで実現することを目指し、VMware Fusionソリューションのイノベーションを実現してきました。VMware Fusionは、もともとは個人ユーザ向けとして開発されましたが、ITプロフェッショナル向けとして機能と性能が大幅に向上し、最新のFusion 10 Proは、開発/運用チームに相応しい数多くの機能を提供しています」

■提供開始時期と価格について

VMware Fusion 10 Proは19,753円(税込)、VMware Fusion 10は9,925円(税込)からでそれぞれ2017年10月に提供開始される予定です。VMware Fusion 10 Proは、VMwareのパートナ、ディストリビュータからも購入できます。

2017年8月22日~11月1日(米国時間)の期間にFusion 8.5、Fusion 8.5 Proを購入されたユーザは、それぞれFusion 10、Fusion 10 Proに無償でオンライン アップグレードできる予定です。詳細は下記URLをご参照ください。

http://vmware.alom.com/PromotionEnded.aspx

VMware Fusion 8.5を利用しているユーザは、VMware Fusion 10 Proに14,893円(税込)で、またVMware Fusion 10に6,253円(税込)でアップグレードできる予定です。

http://store.vmware.com/store/vmwjapan/ja_JP/home

https://www.vmware.com/products/fusion/fusion-evaluation.html

ヴイエムウェア社について

ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタル トランスフォーメーションを加速させています。そして、Cross-Cloud Architecture™や、データセンタ、モビリティ、セキュリティのソリューションの提供を通じて、顧客企業がビジネスやITに対してSoftware-Definedの手法を活用できるように支援しています。今日、全世界で50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、2016年度の売上高は、70億9,000万米ドルに上ります。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

 

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VMware、Fusion、Cross-Cloud Architectureは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。