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VMware、2011年第4四半期および通期の業績を発表

VMware、2011年第4四半期および通期の業績を発表

  • 通期売上高は前年比 32%増の37億7,000万ドル、第4四半期売上高は前年同期比 27%増の10億6,000万ドルを達成
  • 通期のGAAP営業利益率は19.5%、非GAAP営業利益率は31.0%を達成。第4四半期のGAAP営業利益率は20.2%、非GAAP営業利益率は31.9%
  • 2011年通期の営業活動によるキャッシュ フローは前年比72%増の20億3,000万ドル、フリー キャッシュ フローは同62%増の19億5,000万ドル

*本内容は、2012年1月23日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【2012年1月23日(米国時間)カリフォルニア州発】VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、2011年第4四半期および会計年度通期の業績を発表しました。

  • 第4四半期の売上高は、10億6,000万ドルで、前年同期比27%増。(為替変動の影響を除くと前年同期比26%増)
  • 第4四半期のGAAPベースの営業利益は、2億1,400万ドルで、前年同期比64%増。非GAAP ベースの営業利益は、同37%増の3億3,800万ドルを達成。
  • 第4四半期のGAAPベースの純利益は、前年同期の1億2,000万ドル(希薄化後1株当たり利益:0.28ドル)から、2億ドル(同0.46ドル)に増加。第4四半期の非GAAPベースの純利益は、前年同期の1億9,800万ドル(同0.46ドル)から、2億6,600万ドル(同0.62ドル)に拡大。
  • 第4四半期のGAAPベースの営業活動によるキャッシュ フローは前年同期比38%増の5億6,100万ドル。第4四半期のフリー キャッシュ フローは同32%増の5億3,500万ドル。
  • 2011年会計年度通期の売上高は、前年比32%増の37億7000万ドル。
  • 2011年会計年度通期のGAAPベースの営業利益は前年比72%増の7億3,500万ドル。非GAAPベースの営業利益は同43%増の11億7,000 万ドル。
  • 2011年会計年度通期のGAAPベースの純利益は、7億2,400万ドル(希薄化後1株当たり利益:1.68ドル)で、前年の3億5,700万ドル(同:0.84ドル)から拡大。2011年度の非GAAPベースの純利益は、9億3,600万ドル(同:2.17ドル)で、前年の6億3,900万ドル(同:1.51ドル)から増加。
  • 2011会計年度通期のGAAPベースの営業活動によるキャッシュ フローは前年比72%増の20億3,000万ドル。フリー キャッシュ フローは同62%増の19億5,000万ドルとなった。
  • 2011年12月31日時点での現金、現金同等物および短期投資額は、45億1,000万ドル、前受収益は27億1,000万ドル。 

2011年度の米国での売上高は、前年比26%増の18億2,000万ドル、米国外での売上高は同38%増の19億4,000万ドルでした。2011年度のライセンス収益は前年比31%増の18億4,000万ドル、ソフトウェアの保守およびプロフェッショナル サービスを含む役務収益は同32%増の19億3,000万ドルとなりました。

VMware, Inc 最高経営責任者(CEO)ポール・マリッツ(Paul Maritz)コメント:
「第4四半期における堅調な業績は、仮想化がITの簡素化と自動化の基盤となっていることを示しています。お客様は引き続きITの大幅な変革を推進しているため、当社の任務は、コスト削減にとどまらないソリューションを継続して提供し、競争力のあるビジネス バリューを生み出すことです」

VMware, Inc 最高財務責任者(CFO)マーク・ピーク(Mark Peek)コメント:
「第4四半期に記録的な業績を達成したことを非常にうれしく思います。数年間にわたる当社の投資の成果は明確に現れており、引き続き、将来を見据えた長期的な機会を活用していく方針です。2012年第1四半期については、10億1,500万ドルから10億4,000万ドルから程度の売上高を見込んでいます。これは2011年第1四半期と比較して20%から23%の増加です。また、2012年の通期売上高は44億7,500万ドルから46億ドルと予想しており、これは2011年を19%から22%上回ります。年間ライセンス収益の伸びは、11%から16%を見込んでいます」

最近の戦略発表と重要事項

  • 2011年10月にIT管理の簡素化と自動化を目的として設計された3つの製品スイートを発表しました。VMware® vCenter Operations™ の大幅な機能拡張と、新しいVMware® vFabric Application Management™ およびVMware® IT Business Managementスイートの導入によって、VMwareはお客様が仮想環境の価値を高め、クラウド コンピューティングの俊敏性および経済性を達成するお手伝いをします。
  • 中堅・中小企業(SMB)のニーズを満たすことを目的とした完全なオンプレミスの管理システムであるVMware vCenter™ Project Essentials Plus™と、中堅・中小企業のIT管理を簡素化する VMware Go Pro™ サービスの機能拡張を発表しました。
  • 従業員個人のモバイル環境のプライバシーと制御を確保したまま、IT 部門が従業員の Android デバイスに対し、企業のモバイル ワークスペースを安全かつ簡単にプロビジョニング、管理、およびプロビジョニング解除できる方法を提供するVMware® Horizon Mobileを発表しました。VMware Horizon Mobileは2012年はじめに公開となる予定です。
  •  2011年12月、Kindle Fire、Mac、およびLinuxに対応したVMware View™ Client の新たなリリースとともに、すでにご好評いただいているAndroid版およびiPad版のVMware View Clientのアップデートを発表しました。新しいMac版およびLinux版のVMware View Client は、高い利便性と品質を実現するとともに、さまざまなデバイスに最適化された仮想デスクトップ環境をIT部門に提供し、業務環境や学習コミュニティの俊敏性、生産性、連携の強化を図ることができます。新しいMac版およびLinux 版のVMware View™ Clientは、2012年はじめに公開となる予定です。 

■ その他、発表詳細は下記本社リリースをご覧ください(英語サイト)
http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-earnings-q411.html

  ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、お客様がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、30万社を超えるお客様、および2万5千社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2011年度の売上高は、37億7,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、VMware vCenter Operations、VMware vFabric Application Management、VMware vCenter Protect Essentials Plus、VMware View、VMware Go Proは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての名称ならびに商標は、それぞれの企業の商標または登録商標です。

将来予想に関する記述
本プレス リリースには、VMwareの2012年の通期売上、同年度第1四半期売上、2012年の通期ライセンス収益の成長に関する予測、ITにおける変化やそれに伴うVMwareの役割または仮想化/VMwareのソリューションの価値に関する予測、長期的な機会を活用する能力、顧客への価値や新しいスイート製品の顧客の受容に関する見通し、VMware Horizon Mobile/Mac版・Linux版VMware View Clientsの特長/利点/提供開始時期に関する予測など、将来の予想に関する記述 (forward-looking statements) が含まれています。

本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement) が含まれており、1995年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」 条項 (the safe harbor provisions)に準拠しています。実際の結果は、特定のリスク要因により、将来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i) 現在の世界的な経済状況の不確定要素が及ぼす経済全体へのリスク;(ii)一般消費およびIT消費の落ち込みまたは遅延;(iii)価格競争、業界再編、 新規競合会社の仮想化・クラウドコンピューティング市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策などの競合状況が含まれますが、これらに限定されるものではありません; (iv) 特定の注文の売上計上を遅延させる可能性のある製品発表、ベータ版の提供、製品プロモーションなど、ライセンスビジネスの売上計上時期に影響を及ぼす要素;(v) お客様が新製品の開発およびクラウドコンピューティングおよびデスクトップ仮想化への移行を実現できるか否か;(vi)お客様の新興技術に対する許容性 (賛同の有無)に起因する不確定要素;(vii) 長期ライセンスおよびサポート契約などの関するお客様の考え方の変化; (viii)仮想化ソフトウェアおよびクラウドコンピューティングおよびデスクトップコンピューティング向けプラットフォームの飛躍的な技術革新および市 場変化に関する不確定要素;(ix) 製品開発タイムラインの変更; (x)当社とEMC社との関係、VMware本社取締役メンバの選任を含むEMC社のステークホルダの承認が必要な事柄の同社のマネジメント能力; (xi)当社の独自技術の知的所有権のマネジメント能力; (xii)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうか;(xiii) 当社が買収を完了した企業および同企業が保有する資産のVMwareへの移行; (xiv)為替レートの流動性が含まれますが、これらに限定されるものではありません。

これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-K、 Form 10-Q、Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます。当社は、このリリース後にこれらの将来予想に関する記述を更新する義務を一切負いません。