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VMware 、 VMware vFabric Data Director 2.0 を発表、企業向け DaaS プラットフォームとして Oracle を追加サポート

VMware VMware vFabric Data Director 2.0 を発表、
企業向け
DaaS プラットフォームとして Oracle を追加サポート

VMware vSphereを活用したデータベースの仮想化とライフサイクル管理の
セルフ サービス化により、データベース コストの削減、アプリケーション開発の迅速化を実現

 【 2012 7 11 日本時間 東京発】ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、VMware vSphere®上でOracleデータベースの仮想化をサポートするVMware® vFabric™ Data Director 2.0を発表しました。データベースのライフサイクル管理を簡素化および自動化するvFabric Data Director 2.0によって、IT部門はDaaS(サービスとしてのデータベース)の提供が可能となり、開発スピードの向上とともに、データベースのTCO(総所有コスト)を削減することができます。

 現在、企業とサービス プロバイダの間では、IT部門が仮想マシンなどのコア インフラ コンポーネントのプロビジョニングを迅速に実行するためのセルフ サービス型のクラウド プラットフォームを導入する動きが急速に進んでいます。そして、ユーザはデータベースを含めた最も重要なソフトウェア ソリューションにおいても、同様のメリットが提供されることをITプロバイダに求めています。VMware vFabric Data Directorを活用したデータベースの仮想化は、こうしたユーザの期待に応えるとともに、 異種混在型の拡大し続けるデータベース インフラを管理する上で顧客が直面している、開発リード タイムの長期化、データベース管理者の長時間労働、運用コストの超過といった課題への対応も可能にします。

  セルフ サービスによるデータベースのライフサイクル管理
vFabric Data Director 2.0によって、異種混在型のデータベースの展開、管理、ガバナンスは自動化され、またIT部門は、プロビジョニング、バックアップ、クローン作成、パッチ適用などの日常的なデータベース管理タスクを安全に自動化することができます。これにより、アプリケーション チームは数日かかっていたデータベースのプロビジョニングや更新を数分で実行し、IT部門は開発者にセルフ サービスによるデータベースへのアクセスを提供しながら、ポリシー ベースの統制およびコンプライアンスを維持できるようになります(たとえば、カスタム テンプレートを使ってポリシーを設定できます。そのほかにも、ポリシー ベースの管理およびコンプライアンスに関する機能が多数あります)。

vFabric Data Director 2.0は、次のような新機能と拡張機能をサポートしています。

  • データベース サポートの拡張:vFabric Data Director 2.0では、vFabric Postgres 9.1(VMwareがPostgreSQLをベースに最適化したリレーショナル データベース)に加えて、Oracle 10g R2、Oracle 11g R2 のサポートが追加されました。
  • 物理データベースから仮想環境への自動移行:データベースの仮想化をさらに簡素化するために、vFabric Data Director 2.0では物理データベースから仮想環境への移行プロセスを自動化できるようになりました。これにより、企業はVMware vSphere上で既存のデータベースを統合し、さらなるコスト削減と俊敏性の向上を実現できます。
  • クラウド インフラおよびビッグ データ ソリューションとの統合:VMware vCloud™ Director、vFabric Application Director™、Cloud Foundry™ オープンソース プロジェクト、EMC Data Domain、Greenplum Chorusなどの他製品と統合するためのAPI(アプリケーション プログラミング インターフェイス)を装備。これらの製品を使用している企業はData Directorを活用することにより、データベースのプロビジョニングと管理を1つの統合環境で実現できます。


VMware, Inc.

クラウド/アプリケーション

サービス担当副社長

ジェリー・チェン(
Jerry Chen
)コメント:

「クラウド コンピューティングの実現に向けた取り組みの最大の目的は、開発者とIT運用管理の複雑性を軽減することにより、開発サイクルの短縮や増大するデータ、IT部門の即応性に関して高まる期待など、今日のアプリケーション環境に対する要求により効果的に応えることにあります。VMware vFabric Data Directorは、データベース階層での仮想化のメリットを活かし、ポリシー ベースの自動化とセルフ サービス化された管理モデルによって、データベースの複雑性とコストを軽減します」

 vFabric Data Directorは、クラウド環境で最新のアプリケーションを構築、実行、管理するためのVMware vFabric製品ファミリーです。

 ■vFabric Data Directorに関する詳細はこちらへ
http://www.vmware.com/jp/products/application-platform/vfabric-data-director/overview.html

■ ご購入について
製品の出荷時期は2012年第3四半期を予定しています。詳細は弊社vFabric営業担当までお問い合わせください
japan-vfabric@vmware.com

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド時代においてビジネスの活性化を支援する仮想化ソリューションおよびクラウド インフラ ソリューションを提供いたします。ヴイエムウェアは、お客様がITリソースの構築・提供・利用を、発展的かつ企業特有のビジネスニーズ対応した方法で、移行できるよう支援します。ヴイエムウェアは、35万社を超えるお客様、および5万社を超えるパートナを有し、全世界にオフィスを展開するグローバル企業です。当社の2011年度の売上高は、37億7,000万ドルです。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

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