プレス リリースこの記事の所要時間:1 分

ヴイエムウェア、VMware vSphere 5並びに 包括的なクラウド インフラ スイートを発表

 

ヴイエムウェア、VMware vSphere 5並びに包括的なクラウド インフラ スイートを発表

プラットフォームおよび関連製品をメジャーアップグレードし、クラウド コンピューティング時代のインフラ基盤として強化

【2011年7 月13日(日本時間)東京発】ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木 泰雄)は本日、お客様が既存の投資の効率を高め、運用の俊敏性を向上する IT変革を支援するために構築されたVMware vSphere® 5と、クラウド インフラ テクノロジの統合スイートを発表しました。

VMware vSphere 5では新たに強化された200種類もの機能を有し、継続的に仮想化環境の標準化を進めながら、すべてのビジネスに不可欠なアプリケーションに優れたパフォーマンスと可用性を提供するとともに、拡大し続けるデータセンタ リソースのプール管理を自動化します。また本日、発表したVMware vShield™ 5、VMware vCenter™ Site Recovery Manager 5、およびVMware vCloud® Director 1.5を、VMware vSphere 5と組み合わせて利用することにより、お客様はクラウド規模の運用を実現し、仮想化されたリソースの価値を最大化します。

ヴイエムウェアのクラウド インフラ スイートは、企業によるインテリジェントな仮想インフラ構築の支援を通じて、高度な仮想化環境を、お客様が必要とする自動化、セルフ サービス、セキュリティ機能によって強化します。

  • ビジネス上最重要なアプリケーションでさえも確実に実行 –VMware vSphere 5が提供する劇的なパフォーマンスと拡張性の向上により、大規模なリソースを必要とするビジネスアプリケーションであっても、仮想化されたクラウド環境で実行できるようになります。
  • クラウドがもたらす俊敏性により、ビジネス ニーズにより迅速に対応 – 迅速なリソースのプロビジョニングから、稼働中のシステムのインテリジェントなポリシー管理機能により、システム管理者のインフラ管理作業を劇的に簡素化します。
  • クラウド コンピューティング移行時の不安点を解決 – ヴイエムウェアは、セキュリティを、物理的なモデルから、ポリシー ベースで運用および管理することが可能な仮想化モデルへと進化させています。これにより、ソフトウェアがどこにあるか、またどれほどの頻度でプライベート クラウド、ハイブリッド クラウド環境を行き来するかにかかわらず、アプリケーションとデータセキュリティの信頼性を維持することにより、お客様のクラウド移行への不安を解消します。

VMware vSphere 5: クラウド インフラの基盤としてさらなる強化
世界で最も信頼され、最も広く導入されている仮想化プラットフォームVMware vSphereは、ヴイエムウェアのクラウド インフラ スイートの基盤となっています。仮想化およびクラウドのインフラのニーズに応えられるように設計され、エンタープライズ(大企業)、中堅・中小企業(SMB)、パブリック クラウド サービス プロバイダにより、そして成長を続ける仮想デスクトップ インフラ(VDI)市場の基盤として広く利用されています。また、戦略的ITプラットフォームとして VMware vSphere の標準化を行うお客様も増加の一途をたどっています。

VMware vSphere 5は、メモリ1テラバイトと32 ユニットのバーチャルCPUを備えた前バージョンを、最大4倍まで上回る性能を有する仮想マシンをサポートしています。これらの仮想マシンは、毎秒100万回を超えるI/O動作の処理が可能であり、最もリソースの集中するアプリケーションの要件も十分クリアすることができます。VMware vSphere 5において強化され簡素化されたHigh Availability機能並びに、仮想マシンの拡張性とパフォーマンスの向上によって、お客様はビジネス上の最重要アプリケーションであっても、安心して稼動することができます。

VMware vSphere 5はまた、プラットフォーム独自のデータセンタ リソース管理の性能を拡張する新たな3つの重要な機能により、サーバ配備やストレージ管理などのデータセンタ リソース管理を自動化する「設定するだけ」のアプローチを支援するインテリジェント ポリシー管理を提供します。お客様がポリシーを定義し、オペレーティング パラメータを設定するだけで、VMware vSphere 5が残りの処理をすべて行います。VMware vSphere 5の新たなAuto-Deploy、Profile-Driven Storage、および Storage DRS の機能を活用すると、お客様当たり1,000台の仮想マシン環境1年分に相当する管理時間を節約することができます。

VMware vSphere 5の詳細はこちらをご覧ください http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vSphere.pdf

包括的なクラウド インフラ スイート
ヴイエムウェアは、VMware vSphere 5 をすべての製品の基盤として、お客様が必要とする自動化、セルフ サービス、セキュリティ機能を提供するテクノロジの包括的なスイートを市場に提供しています。

  • VMware vShield 5 – vShield製品群は、セキュリティ、管理、コンプライアンスなどトップ企業が抱えるクラウド コンピューティングの問題点を解決し、仮想化されたクラウド環境用に設計されたソフトウェアベースのセキュリティ モデルを提供することで、従来のセキュリティ ソリューションの限界を克服します。vShield 5が備える新たなデータ セキュリティ 機能によって、IT部門は機密データが保護されていないために発生するリスクの影響度を迅速に認識できます。また、信頼度が異なるアプリケーションを隔離したり、データとアプリケーションが異なる仮想システム間を移動する際に、セキュリティ ポリシーを移行できます。そして、複数のパブリック クラウドに同一ポリシーを適用できます。

    VMware vShield 5の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vShield.pdf

  • VMware vCenter Site Recovery Manager 5 – vCenter Site Recovery Manager 5は、すでに実績のあるディザスタ リカバリ ソリューションを拡張し、プライマリサイトとバックアップサイトで異なるストレージ構成に対応しながら、同じコストで2倍のアプリケーションを保護できる、組み込み型のVMware vSphereレプリケーション機能を備えます。新たに実装された自動フェールバックと計画的統合機能により、計画的なメンテナンスとデータセンタの統合をサポートし、お客様は災害による障害を回避することがきるようになります。

    VMware vCenter Site Recovery Manager 5 の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711SRM.pdf

  • VMware vCloud Director 1.5 – 内部および外部の双方のソースに対応したインフラサービスにおけるプロビジョニングのセルフ サービス モデルにより、IT部門は新しいサーバの導入時間を劇的に軽減できます。新たなリンクドクローン機能により、ストレージ コストを約60 %削減し、リソースの一括管理を維持しながら、プロビジョニング時間を5秒以下に短縮します。

    VMware vCloud Director 1.5 の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vCloud.pdf

ヴイエムウェアは本日、 VMware vSphere Storage Appliance™を発表しました。コストおよび共有ストレージの複雑性の問題を解消し、VMware vSphereのビジネスの継続と自動リソース管理に役立つ豊富な機能を中堅・中小企業(SMB)に提供する新しいソフトウェア製品です。VMware vSphere Storage Applianceは、サーバの内部ストレージをストレージの共有プールへ
と転換し、中堅・中小企業のお客様は、High Availability、vMotion®、Distributed Resource Scheduler™ などのVMware vSphereが独自に提供するビジネス継続性および自動化の機能を十分に活用いただけます。

ヴイエムウェアのクラウド インフラは、世界の主要ハードウェア メーカはじめ、テクノロジ パートナ、独立系ソフトウェア ベンダ (ISV)、ソリューション プロバイダ、サービス プロバイダ、システム インテグレータなど25,000 社以上のパートナにサポートされています。成熟を続けている当社のパートナ コミュニティに対しては、仮想化とクラウド テクノロジの革新に一貫した指標を設けています。

新たなライセンス モデルが、テクノロジを超えたプーリングのメリットを拡張
VMware vSphere 5の発表とともに、ヴイエムウェアは製品のライセンスを進化させて、物理的なコンポーネントとキャパシティではなく、消費と価値をベースにした「クラウド的な」 IT コストモデルをお客様が採用する基盤を構築します。VMware vSphere 5は引き続き、プロセッサ (CPU)毎にライセンスされますが、当社は現在の制限されたサーバ1台あたりの CPU コアと物理RAMの物理的なライセンス体系を一掃し、プールされた仮想メモリ(vRAM)の単一の仮想化ベースのライセンス体系に移行します。

プールされたvRAM は、お客様の環境のすべての仮想マシンに設定されたメモリの総数です。それぞれのvSphere 5 CPU ライセンスを購入すると、すべてのvSphere環境でプールすることができるvRAMの特定の数量が割り当てられ、真のクラウドもしくはユーティリティー ベースの IT 消費モデルが実現します。vRAMのキャパシティを仮想マシン配分する方法について制約はありません。お客様は多くの小規模な仮想マシン、あるいは1つの大規模な仮想マシンを設定することができます。VMware vSphereで、CPU、メモリ、ストレージ、そしてネットワーキングをプールすることにより、ハードウェアの利用度と効率性を最大限に発揮できるようになりました。このようなライセンス革新を通じて、ヴイエムウェアはクラウド コンピューティングの基本要素の1つであるプーリングの概念を、テクノロジを超えてビジネスへ拡大し、ライセンスのプーリングの最大利用と価値を実現します。

VMware, Inc. CEO、ポール マリッツ(Paul Martiz)コメント:
「市場は、次世代のコンピューティングの中核を担う、変革の主要テクノロジとして仮想化を完全に受け入れています。当社は、vSphere® 5とクラウド インフラ スイートを通じて、お客様がより効率的で自動化されたクラウド インフラへと迅速に移行し、リソースの管理とセキュリティを再定義し、最終的には IT 部門とお客様が取り組むビジネスのより生産的な関係を推し進められるよう支援します。」

VMware vSphere 5は、引き続きCPU 毎でライセンス販売されていますので、お客様は実績のある購買、導入、ライセンス管理プロセスを利用することができます。VMware vSphere 5のライセンスの詳細は、こちらをご覧ください http://www.vmware.com/jp/products/datacenter-virtualization/vsphere/upgrade-center/licensing.html

*ご購入方法、価格および提供可能時期につきましては、個別の製品情報をご参照ください
VMware vSphere 5の詳細はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vSphere.pdf
VMware vShield 5の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vShield.pdf
VMware vCenter Site Recovery Manager 5の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711SRM.pdf
VMware vCloud Director 1.5の詳細情報はこちら http://campaign.vmware.com/jp/media/0711vCloud.pdf

■本リリースに関するパートナ各社からのコメントはこちらへ (英語サイト)
http://www.vmware.com/company/news/releases/vmw-cloud-infrastructure-partner-quotes-071211.html

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア (本社: カリフォルニア州パロアルト) は、あらゆる規模の企業を活性化する、仮想化ソリューションおよびクラウド インフラストラクチャ ソリューションを IT 部門へ提供いたします。業界をリードする仮想化プラットフォームである VMware vSphere™ を導入することで、お客様は設備投資や運営経費の削減、俊敏性の向上、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境への貢献を行いながら実現することができます。2010 年度に 29 億ドルの売上、25 万社を超えるお客様、および 2 万 5 千社を超えるパートナを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつであり、企業の CIO によって常に 「最優先」 と位置付けられている企業です。VMware の詳細は www.vmware.com/jp/ をご覧ください。

# # #

VMware、VMware vCenter、VMware vCenter Site Recovery Manager、VMware vSphere Replication および VMware vSphere は、米国およびその他の地域における VMware, Inc. の登録商標です。この文書に記載されているその他のすべての商標および名称は、各社の商標です。 「パートナ」 または 「パートナーシップ」 の記述は、ヴイエムウェアと他社との法的なパートナーシップ関係を意味するものではありません。

将来予想に関する記述:
本プレス リリースには、過去または現在の事実に関するもの以外に、将来予想に関する記述 (forward-looking statement)が含まれており、1995 年米国私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の「セーフハーバ」条項(the safe harbor provisions)に準拠しています。これらの将来予想に関する記述は、VMware vSphere 5、クラウドインフラ製品群の更新版、VMware vSphere Storage Applianceの可用性、それらの製品に将来付加される予定の機能およびお客様にもたらされるメリット、VMwareの製品の新しいライセンスモデルの導入予定、およびIT変革への期待をを含みますが、これらに限定されるものではありません。実際の結果は、特定のリスク要因により、将 来予想に関する記述で予想された結果と大きく異なる場合があります。リスク要因には、(i)世界的な経済状況や市場状況の悪化;(ii)一般消費および IT消費の落ち込みまたは遅延;(iii)価格競争、業界再編、新規競合会社の仮想化市場への参入、競合会社による新製品の投入およびマーケティング施策 などの競合状況が含まれますが、これらに限定されるものではありません;(iv)お客様の新製品および新しいコンピューティング戦略への移行; (v) お客様の新興技術に対する許容性(賛同の有無);(vi) 仮想化ソフトウェアおよびクラウドプラットフォームおよびデスクトップコンピューティングプラットフォームの飛躍的な技術革新および市場変化; (vii)製品開発スケジュールの変更;(viii)当社の独自技術のマネジメント能力; (ix)当社が優秀な従業員を採用、維持できるかどうか;(x)当社が買収を完了した企業および同企業が保有する資産のVMwareへの移行できるか否かなどの不確定要素が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来予想に関する記述は、現時点での予想に基づくものであり、状況、重要性、価値、および効果の不確実要素と変化、ならびに 最新の報告書 Form 10-Q、Form 10-K、 Form 8-Kを含む米証券取引委員会に提出した文書に詳しく記載されているその他のリスクによる影響を受けることがあり、実際の結果が予想と異なる可能性があり ます