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ヴイエムウェア、VMware vCenter™ 製品群で実現可能なIT 管理モデルを発表

ヴイエムウェア、VMware vCenter™ 製品群で実現可能なIT 管理モデルを発表

ビジネスの機敏性の向上と、データセンタ運用コスト削減を同時に実現

*本内容は、2009 年8 月31 日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の抄訳版です。

【2009 年 8 月 31 日 (米国時間)米カリフォルニア州サンフランシスコ発】 VMware, Inc. (NYSE: VMW) は、本日、ポリシー ベースでサービス主体の管理によりビジネスの機敏性の向上を実現する総合ソリューション、「VMware vCenter™ 」製品群の詳細を発表。本製品群が実現可能にする新しい IT 管理モデルを併せて発表しました。VMware vCenter™ 製品群は「VMware vSphere™ 4」上に構築され、その独自機能によって「IT管理の簡素化」、「運用コストの削減」を同時に実現し、これまで以上に動的かつ柔軟な IT サービスの提供をサポートします。

今日、IT インフラはますます複雑になり、その柔軟性は失われています。また、多くの企業は、IT 予算全体の 70 パーセント以上を IT 維持のための管理・運用に割り当てています。この巨額のコストと複雑さの原因は、現在の アプリケーションやハードウェアの階層の中で、コンポーネントレベルのインフラ管理を基準としたIT 管理方法に一部起因します。VMware vCenter™ 製品群は、 IT 管理モデルを高度なレベルに進化させ、企業のビジネスをサポートします。

VMware vCenter™ 製品群
VMware vCenter™ 製品群は、ユーザが動的なインフラ全体で、ポリシーベースかつ SLA ベースの管理フレームワークが利用できるため、IT を社内サービス プロバイダとして、より効率的な運用をサポートします。ユーザは、「プロビジョニング」、「監視」、「キャパシティ管理」、「変更管理」、「インシデント管理」、「パフォーマンス管理」といった日々発生する単調なタスクを、事前に定義したポリシーに基づいて自動化できます。また、ユーザは、サービス カタログでサービス レベルを指定し、「仮想マシンの迅速で簡単な展開」、「レポートの確認」、「パフォーマンスの監視」、「ユーティリティ・サービスなどの従量課金」にも対応できます。本製品群は、単なる 「IT の構成要素の管理(コンポーネント レベルのインフラ管理)」から、クラウド ベースの IT サービス提供にパラダイムシフトが進む中、IT 管理のコストと複雑さを大幅に低減できます。

VMware vCenter™ 製品群は、データ センタ全体のサービス管理用の最も包括的なソリューション セットで、あらゆる局面において無比のインフラ管理とサービスを提供します。

インフラ管理

  • VMware vCenter AppSpeed は、マルチティア アプリケーション向けに仮想と物理の両面で、「状態の可視化」、「サービスレベルの報告」、「プロアクティブなパフォーマンス管理機能」を提供します。
  • VMware vCenter CapacityIQは、「キャパシティ変更による影響のモデル化」、「不足容量の予測」、「超過キャパシティのプロアクティブな回収」を実行し、仮想マシン、リソース プール、およびデータ センタ全体に対して最適なキャパシティが利用できるようにします。
  • VMware vCenter ConfigControlは、構成状態を可視化し、動的な仮想環境で構成が基準に準拠した状態になるようにします。
  • VMware vCenter Site Recovery Manager は、サイト単位でのリカバリ プロセスを自動化することでリカバリを高速化し、また、仮想データ センタ管理にディザスタ リカバリを組み込むことでディザスタ リカバリ プランの管理簡素化を可能にします。

サービス デリバリ管理

  • VMware vCenter Lifecycle Managerは、プロビジョニングから廃棄に至るまでの仮想マシンのライフサイクル管理について、一貫性のある自動化プロセスを実現します。
  • VMware vCenter Chargebackは、仮想インフラの利用コストの把握、割り当て、レポートなどの機能を提供し、IT管理者が企業全体に説明責任を果たせるようサポートします。
  • VMware vCenter Lab Managerは、ユーザが共通のシステム構成にオンデマンドでのアクセスを可能にし、管理者がポリシーを管理できるようにすることで、「開発環境」、「テスト環境」、「本番前環境」の簡素化を実現します。これにより、ユーザは、「リリース プロセス全体の一貫性の確保」、「ハードウェアおよびプロビジョニングのコストの大幅な低減」を可能にします。

VMware vCenter™ 製品群のもう一つの重要な特長は、拡張性の高いフレームワークです。本製品群のフレームワークにより、既存の管理フレームワーク統合を容易に可能とし、「物理」、「仮想」に関わらず、アプリケーション コンポーネント全体にわたってサービス レベルを保証します。このように統合を実行することで、ユーザは、VMware の管理製品のパートナーネットワークから提供された既存ツールへの投資やトレーニングを最大限活用できると共に、幅広い選択肢の中から最適な機能を追加できます。
 

■各種製品に関する詳細
http://www.vmware.com/jp/products/vcenter/をご覧ください。

■製品価格および提供時期について
VMware vCenter 各種製品は、 1 CPU単位で製品ごとにご購入できます。
国内での提供開始時期については、別途お知らせいたします。

  
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト) は、あらゆる規模の企業を活性化する、ビジネスインフラの仮想化をIT部門へ提供いたします。業界をリードする仮想化ソリューション・プラットフォームである VMware vSphere™ を導入することで、お客様は設備投資や運営経費の削減、俊敏性の向上、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境への貢献を行いながら実現することができます。2008 年度に19 億ドルの売上、15万社を超えるお客様、および2 万2 千社を超えるパートナを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつであり、企業のCIOによって常に「最優先」と位置付けられている企業です。
ヴイエムウェアの詳細は www.vmware.com/jpにてご覧いただけます。

VMware、VMware ロゴ、VMware vSphere、VMware vCenter、VMware View はVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。