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クラウド コンピューティング、アジア太平洋地域で採用が加速

クラウド コンピューティング、アジア太平洋地域で採用が加速

同地域においてVMwareが約 7,000 人の上級経営陣と IT エグゼクティブを対象に調査した結果、過去 18 カ月間にクラウド コンピューティングへの関心度および導入率の加速的前進を記録

*本内容は、2010年11月2日(シンガポール時間)にVMware, Inc. が発表した報道資料の翻訳版です。
【2010年11月2日(シンガポール時間) シンガポール発】VMware, Inc.は、本日、当社が独自でアジア環太平洋地域の上級経営陣と IT エグゼクティブを対象に実施した「クラウドコンピューティング関するユーザ意識調査」によると、クラウド コンピューティングが自社の事業に関連すると考えている企業が、過去 18 カ月間で倍増し、調査対象企業全体の83%を占め、同地域におけるクラウドコンピューティングへの関心が著しく向上したと発表しました。また、同調査によ ると、92%の日本の調査対象企業(在日外資系企業含む)が、クラウド コンピューティングが自社の事業に関連すると回答し、アジア環太平洋地域で最高レベルの関心度を示す調査結果となりました。

本調査は、VMwareの依頼により、第三者調査機関のSpringboard Research 社が2010年9 月に アジア環太平洋地域の6,953 名を対象に実施されました。同調査におけるアジア環太平洋地域全体の主要な調査結果は次の通りです。

  • 特に大企業の間で、過去 18 カ月間に 7 つのアジア環太平洋市場でクラウドの採用が急増
  • ク ラウド イニシアチブを採用、または計画している同地域の企業は、59%で、6 カ月前の 45%、2009 年の 22%から急伸。特に日本とオーストラリアの企業では、クラウドの採用が顕著で、それぞれ 36% と 31%が、すでにクラウド関連のイニシアチブを実行。また、インド(43%)と中国(39%)の組織が、クラウド コンピューティングの実装を計画。
  • 同地域における通信企業やテクノロジ関連企業などのIT 知識の豊富な企業のほとんどが、クラウドの採用および、クラウドの採用計画を推進。従業員が 10,000 人を超える大企業の39%がクラウドを採用。

IT as a Service (サービスとしての IT) に関連付けられるクラウド
日 本、シンガポール、タイでは、それぞれ 86%、84%、74%の企業・組織が、主に IT as a Service にクラウド コンピューティングを関連付けています。一方、オーストラリア、マレーシア、インドでは、ほとんどの企業 (それぞれ 80%、78%、75%) が、主にアプリケーション オンデマンドとの関連で、クラウドを理解しています。中国の回答者の 80% は、ストレージとネットワークのオンデマンド プロビジョニングのためにクラウドを検討しています。
60%の企業は、ビジネス ニーズを満たすオンデマンドの拡張性のために、クラウドの採用を希望しています。その他の推進要因には、ハードウェア インフラストラクチャ コストの削減やリソースおよびサーバ プロビジョニングの簡易化などが含まれます。

コストの削減は、アジア環太平洋地域の企業の 57% で、クラウド コンピューティングを採用する直接的な理由となっています。長期的な戦略投資としてクラウドを採用した、または採用を計画している企業は 37%で、その多くは、従業員が 10,000 人を超える大企業です。

増加するハイブリッド クラウド
アジア環太平洋地域でパブリック クラウドとプライベート クラウドの両方の導入を希望している回答者は、38% を占め、37%の回答者は、プライベート クラウドのみを検討していると回答しています。プライベート クラウドを好む傾向は、銀行と政府関連団体でより顕著である一方、同業界は、パブリック クラウドに対しては依然として強い抵抗感を示しています。実際、本調査で最もクラウドに積極的な市場という結果となった日本でさえも、パブリック クラウド導入を希望
している企業が、15% に満たないことを示す調査結果が示されました。一方、ASEAN 諸国では、ハイブリッド クラウドが比較的好まれ、アジア太平洋地域の平均を 4% 以上超えています。

ストレージは、プライベート クラウドに関してアジア環太平洋地域で最も高い比率(58%)を占めている用途です。日本と中国は、それぞれ 62% と 61%で、プライベート クラウドでストレージを導入する可能性が非常に高いことがわかります。クラウド ベースのエンタープライズ アプリケーション(49%)は、アジア環太平洋地域で 2 番目に比率の高い用途であることが確認されています。

回答者の 93%は、今後のクラウドの導入の用途として、Web 会議、インスタント メッセージング (IM)、コラボレーション、E メールを検討していると回答しました。

クラウド導入の障壁として、既存システムとの統合がセキュリティの懸念に匹敵
既存のシステムとの統合は、クラウド導入の障壁として、従来から課題となっているセキュリティに関する懸念に匹敵する問題となっています。回答者の 46% は、これをセキュリティと同等の障壁と考えています。

一方、中国の回答者の 44%、マレーシアの回答者の 40%、タイの回答者の 40% は (アジア地域の平均は 36%)、新興市場でクラウド導入を妨げる主な要因として、企業の理解不足と回答しています。

これらの調査結果は、アジア環太平洋地域においてクラウド導入を推進するために重要な要素として、標準ベースのクラウド ソリューションとクラウドに関する継続的な教育の推進が必要であることを示しています。

クラウド コンピューティングの基礎として重要視される仮想化
アジア環太平洋地域の組織 (59%) は、クラウド コンピューティングの主なビルディング ブロックとして、仮想化インフラを挙げています。同地域での仮想化の採用は、オーストラリア (87%) と日本 (82%) で非常に高い割合で遂行されています。タイ、シンガポール、マレーシアは、仮想化採用率では、オーストラリアと日本に後れを取っており、それぞれ 67%、65%、65%です。また、ASEAN 諸国全体で、仮想化の平均普及率は、約 30% です。アジア環太平洋地域での業界別導入率では、保険 (82%) と銀行/金融サービス (76%) が非常に高い水準を記録しています。

アジア環太平洋地域のほとんどの企業は、サーバとデータ センタで仮想化を使用しています。また、多くの組織は、ビジネス継続性および災害対策イニシアチブを推進する目的で、仮想化の利用に重点を置いています。 同地域における仮想化の最大の成長機会は、エンド ユーザ コンピューティング分野にありますが、ほとんどの組織では、優先順位リストでデスクトップ仮想化を低く位置付けている傾向があります。

OS、ユーザの役割とアプリケーションを分離することによってデスクトップを仮想化するエンド ユーザ コンピューティングの新しいアプローチは、組織に大きなメリットをもたらします。これによって、企業はアクセスするデバイス、時間、場所を問わず、エンド ユーザにアプリケーションとデータを配信することができます。

Springboard 社の調査について
Springboard 社の調査では、アジア環太平洋地域の 7 カ国 (オーストラリア、中国、インド、日本、マレーシア、シンガポール、タイ) の上級経営陣と IT 部門の意思決定者を対象にアンケートを実施しました。本調査には、テクノロジ、通信、政府、製造、保険、金融サービス、医療、交通、物流、教育、小売業界 における企業(従業員100 人未満の中小企業~10,000 人を超える多国籍企業)が参加しました。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア (本社: カリフォルニア州パロアルト) は、あらゆる規模の企業を活性化する、仮想化ソリューションおよびクラウド インフラストラクチャ ソリューションを IT 部門へ提供いたします。業界をリードする仮想化プラットフォームである VMware vSphere™ を導入することで、お客様は設備投資や運営経費の削減、俊敏性の向上、ビジネス継続性の確保、およびセキュリティの強化を、環境への貢献を行いながら実現 することができます。2009 年度に 20 億ドルの売上、19 万社を超えるお客様、および 2 万 5 千社を超えるパートナを持つヴイエムウェアは、最も急速な成長を遂げているソフトウェア企業のひとつであり、企業の CIO によって常に 「最優先」 と位置付けられている企業です。VMware の詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

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