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ヴイエムウェア、Anywhere Workspaceのさらなるイノベーションにより、自動化機能の進化とITモダナイゼーションの加速化を実現

【2023年3月15日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山中 直)は本日、VMware Anywhere Workspaceプラットフォームの強化を発表しました。VMware Workspace ONE®のアーキテクチャを抜本的に見直し、数百万以上の大規模なエンドポイントの導入と高いパフォーマンスを実現します。また、VMware App Volumes™での新たなイノベーションにより、仮想アプリとデスクトップ環境の管理時間とインフラコストを大幅に削減します。IT部門はこれらの機能拡張により、より効率的なデジタル ワークスペースを実現し、ハイブリッドワーカーに生産性と信頼性の高いユーザー体験を提供できます。

Workspace ONE SaaSのモダナイゼーションによるパフォーマンスとスピードの向上
Workspace ONEによって保護されるモバイルおよびデスクトップのエンドポイントはこの10年間で、量/種類ともに大きく増加しました。ヴイエムウェアは、パフォーマンスと導入規模を10倍以上*1向上させる最新のWorkspace ONE SaaSアーキテクチャを発表しました。この新しいコンテナ型のアーキテクチャは、SaaSの先進的なアプローチを採用し、進化する顧客のニーズに応える革新的なソリューションの迅速な提供を可能にします。

ヴイエムウェアは、Workspace ONEアーキテクチャの継続的なモダナイゼーションにより、今回、以下を実現しました。

  • パフォーマンスの向上と大規模な導入:顧客は数百万台に及ぶ大規模なデバイスの導入を円滑に行えるとともに、リソース ワークロードでの高いパフォーマンスを実現します。これにより、すべてのデバイス プラットフォームへのアプリとプロファイルのリソース提供が10倍以上高速化するとともに、コンソールのロード時間も改善されることで管理効率も大きく向上します。
  • 機能の実装を迅速化し、製品の品質も向上:モジュール型アーキテクチャの採用により、よりレスポンシブな開発と同時に製品の信頼性向上も実現するため、顧客のIT部門は最新のOEMやプラットフォーム構成に対する機能の即日サポートに関してVMwareを信頼いただけるようになります。
  • 最新のSaaSプラットフォームによる新たな付加価値サービス:この最新アーキテクチャにより、Workspace ONE Freestyle OrchestratorやDesired State Managementなどの新しいプラットフォームサービスも強化されます。IT部門はローコード開発および自動化ツールキットを活用して、エンドポイント管理、セキュリティ、ユーザーエクスペリエンスなど重要なビジネス課題を解決できます。

統合オーケストレーション フレームワークによるAnywhere Workspaceの自動化
ヴイエムウェアはVMware Explore 2022で、Freestyle Orchestratorの機能を統合エンドポイント管理(UEM)以外の用途にも拡げ、すべてのWorkspace ONEサービスとサードパーティ アプリでも利用可能にする統合オーケストレーション フレームワークを発表しました。このフレームワークにより、既存のWorkspace ONE Intelligenceを利用する顧客は、従来の自動化機能をFreestyle Orchestratorの統合キャンバスに置換でき、従来同様の強力なポリシーベースのワークフローを最新のローコードキャンバスのユーザインターフェイスを用いて構築できます。

ヴイエムウェアはまた、Workspace ONE Marketplaceの一般提供を発表しました。Workspace ONE Marketplaceの統合により、企業はサードパーティのクラウドアプリとの結合を実現するとともに、アクション、テンプレート、スクリプトを含むパッケージング済みソリューションを提供します。パッケージング済みソリューションとローコード オーケストレーションは、オンボーディングとオフボーディング、ライセンスの最適化、セキュリティ検疫ワークフローなどのユースケースを効率化することで、効率性と簡素化の向上をIT部門へもたらします。

公開アプリ向けのApps on Demand機能によるアプリ提供のモダナイゼーション
ヴイエムウェアは、App Volumesに搭載されたApps on Demand機能を昨年リリースしましたが、この機能をベースにして新たに公開アプリ向けのApps on Demand機能を提供します。IT部門はこの新しい機能を活用することで、公開アプリ導入に要していた管理時間やインフラコストを削減できます。

App Volumesを使用することで、IT部門は専用のアプリファーム インフラを用いることなく、ユーザーがアプリにアクセスする際に、オンデマンドで汎用のRDSHサーバ上にアプリを展開する最新のアプリ デリバリ モデルを実現できます。これにより、ピーク時の使用要件に合わせて構築される従来の公開アプリファームの管理費およびインフラコストを削減できます。また、App Volumesは、アプリレイヤーとOSを効果的に分離するため、よりシンプルにアプリおよびOSを管理し、IT部門が作成/管理するイメージ数を劇的に削減できます。App Volumesにより、99%のアプリ互換性でレガシーアプリを取り込めるほか、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドクラウド環境を問わず、あらゆる展開場所でアプリを公開できます。

VMware, Inc. エンドユーザー コンピューティング部門 上級副社長兼ゼネラルマネージャ シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer)コメント:
「ハイブリッドワークの要件が進化し続ける今、企業には、変化を常に注視しながら、変化に対応したポリシーを策定し、新たなワークフローを取り入れることが求められています。データサイエンスを活用した自動化は、業務効率の大幅な改善だけでなく、IT部門の変革にも寄与すると考えられています。VMwareが先頃、実施した調査レポート*2によると、企業の87%がこの2年の間に自動化への投資を増やしています。VMwareが本日発表したAnywhere Workspaceプラットフォームの機能拡張により、ITワークフローのあらゆるステップに対して、シームレスに自動化を組み込めるようになります」

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

出典:
*1 VMware, The Distributed Work Dilemma: When Innovation and Job Satisfaction Compete, November 2022
*2 VMware Internal Analysis, SaaS Modern Stack Performance Test Results, February 2023

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